フィギュア撮影ブースの作り方と必要な機材をまとめてみました

フィギュア撮影ブースの作り方と必要な機材をまとめてみました

フィギュア撮影ブースの作り方を紹介します。

ちなみに、今回紹介する撮影ブースは、「ダンボールや100均アイテムだけで作る」といったお手軽なものではありません。少しお金をかけて、気合いを入れて撮影したい人向けです。

撮影ブースを自作するメリット

撮影ブースを自作するメリットは、「好きな背景紙で自由にライティングを組める」ことです。

GSCラブライブ! 高坂穂乃果

ですから、もし下記の条件を満たす撮影ブースが販売されているなら、自作する必要はありません。

  1. ライティング(照明の位置・高さ・角度)を自由に変えられる
  2. 大きなスケールフィギュアも収まるスペース
  3. 背景紙を自由に変えられる

と言っても、僕の知る限りこんな便利な撮影ブースは販売されていません。

つまり、自分のイメージした写真が撮りたいなら、自作するのが一番ってことです。

但し、撮影ブースを自作したからといって、必ずしも自分のイメージした写真が撮れる訳ではありません。撮影ブースはあくまで準備段階です。そこからライティングの試行錯誤も必要です。

撮影ブースを作ろう

撮影ブース

スケールフィギュアを撮影する時に使う背景紙は、全紙サイズ「788mm×1,091mm」が一般的です。この背景紙をセットできるスペース「横幅約80cm」「奥行き約50cm」が最低限必要になります。

また、三脚(カメラ)を置くスペースや照明のスペースを考慮すると、全体で「横幅約100cm」「奥行き約200cm」の撮影スペースが必要になります(逆光を使いたい場合は更に奥行きが必要)。

僕は作業用デスクを使っていますが、全紙をセットできればなんでも構いません。ただ、床置きは煽り撮影(被写体を下から上に撮影)ができないので、少し高さのある台やテーブルがお勧めです。

① 背景紙

背景紙

背景に余計な物が写らない様に使います。

レビューサイトではレザック66が人気です(ホビージャパン等メーカーのデコマス写真にも使われています)。薄いタイプは折り目が付きやすいので、サイズは「全紙(788mm×1,091mm)」、厚さは「260kg(0.32mm)」がお勧めです。楽天市場の紙屋の丸楽で購入できます。

他にも、メジャーな背景紙は銀一でほとんど揃います。

僕はあまり使いませんが、グラデーションペーパーもお勧めです。

② メッシュパネル

メッシュパネル

背景紙の固定に使います。

正直、背景紙を固定できればなんでも構いません。綺麗に剥がせるマスキングテープでもOKです。ただ、メッシュパネルを使えば、クリップで簡単に固定できますし、微妙な角度調整も可能です。

問題はメッシュパネルをどこに固定するかなのですが、僕はS字フックを使ってカーテンレールから吊り下げています。以前は高さ調整ができるパイプハンガーを使っていましたが、ベース部分で奥行きが20cm程増してしまうので、スペース節約のために、今はカーテンレールを使っています。

③ 照明

照明

照明の「高さ」「角度」「距離」によって、被写体のイメージはガラッと変わります。ライティングは撮影で一番差の出る部分ですから、高さと角度を自由に調整できる照明がお勧めです。

ちなみに、これからフィギュア撮影を始めたい方が知りたいのは、「照明はいくつ必要なのか?」だと思いますが、必要な照明の数なんて決まっていません。

ただ全体を明るくしたいだけなら、レフ版とディフューザーを使えば照明は1つで十分です。ですが、強調したい部分がある及びアクセントを入れたい時は、2灯、3灯必要になってきます。

僕はZ-LIGHT2灯とRIFA-F40×40cm1灯の3灯ライティングが基本です。

④ 電球

電球

照明機材には最初から電球が付属していますが、僕は「昼白色」「高演色Ra90」のLED電球キレイ色を使っています。演色性が低いと発色が悪くなりますし、色温度の違う電球を混ぜるとホワイトバランスが綺麗にとれないので、電球は「色温度を統一して演色性が高いもの」を選んで下さい。

⑤ レフ版

レフ版

光源の反対側に置いて光を反射させ、影を明るくするために使います。

僕はデコパネ紙貼白を使っていますが、段ボールにコピー用紙等を貼って代用することもできます。また、写り込み防止や背景を暗くする際にデコパネ ブラックを使うこともあります。

レフ版の効果は下記の写真で比較してみて下さい。左はレフ版なし、右はレフ版ありの写真です。どちらも「RIFA-F40×40cm」1灯で撮影しています。

とりあえず、暗いと感じた時は照明を増やす前にレフ版を使って下さい。

⑥ ディフューザー

ディフューザー

固い光をやわらかく&拡散するために使います。

ディフューザーの効果は、「光源からの距離」に大きく影響します。トレペを何枚も重ねるぐらいなら、光源から離して被写体に近づけた方が効果は高くなります。僕は固定しやすいアクリサンデー板 乳白半透明を使っていますが、安くすませたいならトレーシングペーパーでも代用できます。

ディフューザーの効果は下記の写真で比較してみて下さい。左はディフューザーなし、右はディフューザーありの写真です。どちらも「Z-LIGHT」1灯とレフ版で撮影しています。

ディフューザーを使うだけで、きついハイライトや影がなくなり、全体的に柔らかい印象になっているのが分かると思います。また、暗かった部分にも光が回り込んでいます。

⑦ どっちもクリップ 強力タイプ

どっちもクリップ 強力タイプ

ディフューザーやレフ版の固定に使います。2、3個持っておくと便利です。

また、背景紙を固定する大きなクリップもあると便利です。

最後に

いろいろ紹介しましたが、絶対必要なのは撮影スペースだけです。

後は代用できる物があればわざわざ購入する必要はありません。また、ライトバンク「RIFA」は自由に「位置」「高さ」「角度」を変えられるので便利なのですが、ライティングのパターンが決まれば「Z-LIGHT」とディフューザーでも代用できます。

最後に、僕はフィギュア撮影で一番重要なのはライティングだと思っています。ですから、これからフィギュア撮影を始めたい方は、ライティングを自由に変えられる撮影ブースを作るところから始めることをお勧めします。

スポンサーリンク
スポンサーリンク