フィギュア撮影にオススメの背景紙「レザック66」の紹介です。
1枚500円前後でカラーも豊富、ライティングでアレンジ可能、メーカーの商品画像にもよく使われている。フィギュアに限らず、商品撮影にも使えるお洒落な背景紙です。
Contents
レザック66を選ぶ際のポイント
- 全紙1091mm × 788mmを選ぶ
- 厚さ260kg(0.32mm)を選ぶ
- ダークグレイは万能カラー
- 被写体の類似色(補色)を選ぶと失敗しにくい
- 蛍光色は色かぶりしやすいのでオススメしない
カラーは好きなものを選んで構わないのですが、大きさは全紙、厚さは260kgを選択して下さい。
全紙の大きさがないと、あおり気味で撮影した際に被写体が背景紙に収まらない可能性があります。また、薄手のものは背景紙をセットする際に折り目がつきやすいのでオススメしません。
楽天市場の紙屋の丸楽、Amazonの紙屋の丸楽で購入できます。
撮影例
今回は背景紙に均等に光が当たる様に撮影しています。
また、ライティングと露出は固定(統一)し、ホワイトバランスはグレーカードで調整しています。
ダークグレイ

べに

こん

むらさき

ぼたん

くりちゃ

スカイ

うすむらさき

しろ

背景紙が被写体に与える影響
同じ条件で撮影しても、背景紙によって被写体の写り方が異なります。
例えば、スカイは色かぶりが目立ちます。脚を見てもらうと分かりますが、肌が青白くなっています。残念ながら、ホワイトバランスの調整だけでは補正しきれません。
他にも、しろは背景紙が白いレフ版の役割を果たしています。全体的に露出が上がり、本来影になるジャケットの内側部分も明るくなっています。
背景紙は凄く便利ですが、被写体にも少なからず影響を与えるので使う時は注意して下さい。
最後に
個人的には、ダークグレイは1枚持っておくと便利。原色系(強く派手な色の意味)は意外と使いやすい。白系や淡い色は柄が見えなくなってしまうこともある。蛍光色は色かぶりしやすいので使い方が難しい。といった感じでしょうか。
また、背景を暗くしたり、グラデーションをつける等、ライティングでアレンジもできますから、数枚持っておくと便利な背景紙です。

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