岐阜県山県市「円原川の光芒」の行き方と撮影スポットを紹介します。

撮影した写真


アクセスと駐車場
目的地 | 円原川 |
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住所 | 〒501-2302 岐阜県山県市円原 |
駐車場 | 駐車スペースあり(10台程度) |
入場料 | 無料 |
三脚 | 使用可 |
Googleマップの目的地を円原川に設定します。
特に迷う道はありませんが、目的地手前7kmあたりから、細くて見通しの悪い道が続くので、車の運転には十分注意して下さい(大型トラックも走行しています)。
駐車場は目的地の横に車10台程度の駐車スペースが用意されていますが、空いていない時は道幅が広くなっている道路脇に駐車するしかありません。夏休み期間や土日祝日は混雑する可能性が高いので、気合を入れて撮影したい方は、日が昇る前に現地に到着しておくことをおすすめします。

撮影スポット
撮影スポットは、駐車スペースから徒歩1~3分です。
と言っても、個人的には大きく3つの撮影スポットがあると思っています。

1つ目は大きな岩を一緒に撮影できるスポットです。
目的地の駐車スペースから100m程上流に登った場所にあります(湧き水の看板を超えてすぐ)。降りられる場所には木にロープが巻いてあるのですぐに分かるはずです。通常は10人程度三脚を並べることができますが、増水時は4~5人しか三脚を立てられません。

2つ目は大きな岩の裏で、川の流れと光芒をより近くで撮影できるスポットです。
1つ目から50m程上流に登った場所にあります。また、そこからさらに30~50m程上流に登った場所にも人気の撮影スポットがあります。どちらもロープはないので降りる時は十分注意して下さい。


3つ目は目的地手前350m程の場所にあります。
車を道路脇のスペースに止めて、20m程下流に下った場所から降りれます(配管を超えてすぐ)。


時期によって光芒が出やすい場所や時間帯が異なるので、現地で上手く立ち回るしかありませんが、僕が訪れた8月下旬~9月初旬では3つ目の撮影スポットが一番綺麗に光芒を見ることができました。
太陽の位置から考えると、上流から下流に向かって光芒の出やすい時間帯が変化していくので、人気のある上流で朝の9時ぐらいまで粘って、駄目なら下流に移動するのがベストな気がします。
僕が訪れた時は、3つ目の撮影スポットで朝の9~10時ぐらいまでずっと綺麗な光芒が出ていました。

注意

- 天気予報を必ず確認して出かけよう(太陽の日差しがないと光芒は出ません)
- 光芒が出やすいのは夏(7月・8月)の7時30分~9時頃
- 目的地付近は携帯の電波が繋がらない
- 夏でも朝は肌寒いので羽織る程度の上着を用意していこう
- グリップの効いた長靴を持っていこう
- 長秒露光するならNDフィルターがあると便利(川の流れを滑らかに写す)
- 先客の邪魔にならない様にしよう
- 見通しの悪く細い道が多いので車の運転には十分注意しよう
- 虫よけ対策を忘れずに
浅瀬は自由に動き回ることができるので、長靴は絶対持っていくべきです(なくても撮影はできますが行動範囲が限られます)。また、場所取りしている人達は恐らく何時間も待っています。先客の邪魔になる及び画角に写り込んでしまう場所に三脚を立てるのは避けるべきだと思います。
ちなみに、目的地付近は携帯の電波が繋がらないので注意して下さい。
最後に
円原川は「光芒が出ているかどうか」で評価が大きく分かれる撮影スポットだと思います。
光芒が出ている時は神秘的ですが、光芒が出ていない時は水が綺麗で苔の生えた岩が多い山の中の川ぐらいの印象しかありません。ですから、円原川を訪れる時は必ず天気をチェックして(山の中なので天気は崩れやすい)、朝方に訪れることをおすすめします。