届いたフィギュアが不良品かも?と思った時に確認するべきこと

届いたフィギュアが不良品かも?と思った時に確認するべきこと

僕は基本的に大手メーカーのフィギュアが好きなので、不良品に当たること自体が少ないと思うのですが、それでも過去に3度程新品に交換してもらった経験があるので、体験談も踏まえて、届いたフィギュアが「不良品かも?」と思った時に確認するべきことをまとめておきます。

目次

基本はメーカーに問い合わせる

購入したショップに問い合わせることもできますが、ショップでは不良品かどうかの判断ができなかったり、交換用の在庫がない可能性もあるので、直接メーカーに問い合わせた方が確実です。

基本的にメーカー公式サイトには専用のお問い合わせページが用意されているので、必要事項を入力して送信するだけです。必要なら不具合と思われる箇所の写真も添付します。

不良品と判断されれば、新品と交換及びパーツ交換で対応してもらえます。

交換になる場合は、「指定された住所に商品を着払いで送り、後日新品が送られてくる」といった流れになります。送料は全てメーカーが負担してくれるので、費用は一切かかりません。

僕は今までに、「本体が台座にはまらない」「パーツの一部に塗装がされていない」「顔に汚れが付いている」といった理由で新品に交換してもらっています。

中には、製品版の仕様なのか?個体差なのか?不良品なのか?判断が難しいケースもあるので、分からない時はメーカーに問い合わせて判断してもらって下さい。

Scofield

僕は一度だけAmazonに問い合わせたことがあるのですが、写真の添付もなくあっさり新品に交換してもらえました。ある意味Amazonの良いところでもあるのですが、不良品かどうかの判断が難しい時は、直接メーカーに問い合わせるべきだと思います。ただ、不良品の確証があるかつAmazonに在庫が残っている場合は、Amazonに問い合わせた方が対応は早いです(すぐに新品を送ってくれる)。

偽装品(海賊版)はサポート対象外

メーカーの公式サイトにも記載されていますが、偽装品(海賊版)はサポート対象外です。

初めてフィギュアを購入した方の中には、正規品なのか?偽造品なのか?判断できない方もいると思いますが、Amazonの場合は販売元「Amazon.co.jp」から購入していれば100%本物ですし、大手ホビーショップ「あみあみ」「ホビーストック」等で購入している場合も100%本物です。

判断できない時は、パッケージ、販売者・出品者の情報、実物から判断するしかありません。残念ながら、Amazon含め、メルカリやヤフオクで相場より極端に安く購入している場合は、偽造品の可能性があります。

「不良品かも?」と思った時に確認するべきこと

パッケージの破損

どのメーカーのFAQにも記載されていますが、パッケージの破損は交換対象外です。

パッケージは梱包材ですので、輸送の際に多少のキズや凹みが生じる場合があります。本体に影響を及ぼすような破損を除き、交換対象外となります。予めご了承ください。

お問い合わせ | ALTER

と言っても、僕がよく利用しているAmazon、あみあみ、ホビーストック、メーカー公式サイトで購入したパッケージに大きな破損が生じていたことは一度もありません。基本的に梱包及び配送中の問題ですから、梱包が雑でパッケージに破損が生じている様なショップは次回から避けるべきだと思います。

製品版の仕様(デコマスからの変更)

デコマス(彩色見本)と製品版が異なることは多々あります。

彩色が微妙に異なっていたり、顔やパーツの角度が異なっていることもあります。また、デコマスで透明の台座が使われている時は、製品版で専用の台座に変更されることがほとんどです。

また、顔が別人になっている様なケースもありますが(いわゆるデコマスからの劣化)、製品版の仕様です。

中には、docomo×進撃の巨人キャンペーンの「リヴァイ兵長フィギュア」の様に(品質がひどすぎて)全額返金対応になったケースもありますが、基本的には返品・交換してもらうことはできません。

ただ、不良品との判断が難しいケースもあるので、気になった時はフィギュアレビューサイトの写真を参考にしたり、SNSで情報を集めたり、Amazonのレビューを覗いてみて下さい。

同じ様に塗装ミスがあったり、デコマスからの劣化があれば、製品版の仕様です。

個体差

フィギュアの塗装は手作業の行程が多いため、個体差が生じます。

ただ、個体差なのか?不良品なのか?の明確な判断基準は僕にも分かりません。メーカーによる製造技術の差も大きいので、A社なら個体差及び不良品と判断するけど、B社なら仕様だと判断して諦めることもあります(恐らく交換してもらっても変わらない)。また、自分がどこまで許容できるのか?の部分も大きいと思います。

また、大手メーカーのフィギュアばかり購入している方が、マイナーメーカー(新規メーカー)のフィギュアを購入すると、クオリティの差に愕然としてしまうこともあります。

ちなみに、先日レビューしたラフタリアは、口周りに接着剤の様な汚れが付いていたので、コトブキヤに問い合わせたところ、新品と交換してもらうことができました。

コトブキヤ「ラフタリア」顔の汚れ

画像を良く見ると、右下あたりの髪の毛にわずかな塗装剥げも確認できますが、僕は1~2mm程度の塗装ハネ、塗装剥げ、塗装ムラなんかは全て個体差だと判断しています。

とは言え、明確な判断基準がない以上、どうしても気になる及び納得できない箇所がある時は、メーカーに問い合わせて判断してもらうのが一番だと思います。

サポート期間

メーカーは交換用の在庫を用意していますが、対応品の在庫がなくなる又は一定期間過ぎて在庫を蔵出し販売した後は、サポートを受けることができなくなります。

僕自身にも言えることなのですが、フィギュアは届いたらなるべく早く開封して、不良品でないことを確認して下さい。また、発売してから時間が経過しているフィギュアを購入する時も注意が必要です。

中には、コトブキヤの様にサポート対象製品を一覧にしてくれているメーカーもあるので、サポートを受けたい時は事前に確認しておくことをおすすめします。

最後に

結局のところ、製品版の仕様なのか?個体差なのか?不良品なのか?の判断は難しいです。

僕が過去に交換してもらったオリヴィエの様に、塗装がされていないケースや、パーツが破損しているケースなら分かりやすいのですが、デコマスから変更された製品版の仕様や個体差は、同じ製品版と比較しなければ判断できないからです(デコマスと比較してもあまり参考にならない)。

僕の場合、おかしいな?と思った時は、まず製品版をレビューしてくれているサイトを探して比較しています。また、Amazonのレビューを参考にすることもあります。

この方法で、製品版の仕様なのか?不良品なのか?はすぐに判断できます。

ただ、個体差なのか?不良品なのか?の判断は僕にも分かりません。メーカーによっても判断が異なるでしょうから、気になる時はメーカーに問い合わせて判断してもらうしかないと思います。

ちなみに、僕は今までに3回問い合わせているのですが、全て新品に交換してもらえました。

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この記事を書いた人

2024年も気づいたら11月。今更だけど、情報を伝えるのにブログである必要はないのかもしれない。自分のルールで管理できるメリットを除けば、今はブログに拘るメリットは何もない。YouTubeやSNSを使った方が間違いなく多くの人に情報を伝えられる。また近々コアアップデートが予定されているみたいだけど、このままGoogle検索を頼りにブログ運営を続けてもアクセスや収益が伸びることはない気がする。いい加減新しく何か始めないといけないのかもしれない。

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