WordPressの記事編集画面(エディター)の変更と特徴についてまとめておきます。
エディターの種類
WordPressでは、4つの記事編集画面(エディター)が用意されています。
HTML・CSSの知識 | |
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ブロックエディター(ビジュアル) | ほとんど必要ない |
ブロックエディター(コード) | 必須 |
クラシックエディター(ビジュアル) | ほとんど必要ない |
クラシックエディター(テキスト) | ある程度必要 |
但し、WordPress5.0からは、初期編集画面がブロックエディターに変更されたので、クラシックエディターを使いたい方は、専用のプラグインClassic Editorが必要になります。
また、ブロックエディターとクラシックエディターでは、使える機能や挿入されるタグが微妙に異なるので、途中でエディターを切り替えたり、テーマを変更する場合は注意して下さい。
ちなみに、Classic Editorのサポートは2022年までという心配もありますが、恐らく必要なくなるまでサポートは続くでしょうし、公式のサポートが終了したとしても、類似のプラグインがリリースされると思います。
Classic Editor は公式な WordPress プラグインであり、少なくとも2022年まで、または必要なくなるまでの間、完全にサポート・保守されます。

エディターの特徴
ブロックエディター(ビジュアルエディター)
文章の段落や見出し、画像、リスト等をそれぞれ1つのブロックとして管理・編集するモードです。
WordPress5.0以降のデフォルトエディターです。
これからWordPressを始める方、HTMLやCSSが苦手な方、プレビューにより近い画面で編集したい方に向いていますが、事前にテーマがブロックエディターに対応しているかを必ず確認して下さい。
対応していない(推奨されていない)テーマでは、逆に作業効率が落ちます。
ブロックエディター(コードエディター)
HTMLのみで記事を編集するモードです。
編集画面のメニューリストから切り替えることができます。
但し、部分的にHTML入力を使いたいだけなら、ビジュアルエディターの「カスタムHTML」ブロックで対応できます。わざわざコードエディターを使うメリットはありません。
ビジュアルエディターで編集した記事のソースを確認したい時に使うことがほとんどです。
クラシックエディター(ビジュアルエディター)
ワープロソフトの様に視覚的に文字を入力したり装飾できるモードです。
ブログを運営されたことがある方にとっては、恐らく一番親しみやすいエディターです。
HTMLやCSSの知識はほとんど必要なく、HTML編集をしたい時は、テキストエディターに切り替えて操作することもできます。初期のブロックエディターが使いにくいと感じた時は試してみて下さい。
クラシックエディター(テキストエディター)
HTMLを使って記事を編集するモードです。
編集画面のタブから切り替えることができます。
ビジュアルエディターとは異なり、視覚的効果がないので、色や画像はHTMLで表示されます。HTMLやCSSの知識がない方にはおすすめしませんが、タグやコードを編集しやすいといったメリットがあります。
ちなみに、ブロックエディター(コードエディター)との違いは、タグボタンが使える点です。

最後に
初期編集画面のブロックエディターが使いにくいと感じた時は、クラシックエディターを試してみて下さい。
ただ、今後はブロックエディターが主流になっていくはずですから、これからWordPressを始める方&HTMLやCSSの知識がない方は、ブロックエディターの使い方に慣れて覚えることをおすすめします。
また、テーマを選ぶ時は、できるだけブロックエディターに対応しているテーマを選んで下さい。
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