AddQuicktagは、記事編集画面にタグボタンを追加できるプラグインです。
WordPressの初期設定では、最低限のタグボタンしか設定されていないので、よく使う「見出しタグ」や「文字色の変更タグ」等を追加しておくと、記事作成効率が大幅に向上します。
Contents
設定と使い方
各種設定は、管理画面の設定「AddQuicktag」から行って下さい。
タグの追加
追加したいタグボタンの「ボタン名(必須)」「開始タグ(必須)」「終了タグ」を入力し、タグボタンを追加したい編集画面を選択します(一番右の全てチェック推奨)。他の項目は任意です。
例えば、見出しタグ「<h2></h2>」を追加したい時は、下記の様に入力します。

AddQuicktagに「h2」の見出しタグを追加
必須項目以外は特に入力する必要はありません。
ボタン名 | 編集画面で表示されるボタンの名前。 |
---|---|
ダッシュアイコン | ビジュアルエディタのリストに表示されるアイコン。 |
ラベル名 | ボタンにカーソルを載せた時に表示される説明。 |
開始タグ | 1度目にボタンを押した時入力される開始タグ。 |
終了タグ | 2度目にボタンを押した時入力される終了タグ。 |
アクセスキー | ショートカットキー「Alt+アクセスキー」。 |
順番 | アルファベット順に表示されるタグボタンの順番変更。 |
他にも、開始タグだけに「定型文」「ショートコード」「広告」を入力して使うこともできます。
クイックタグの使い方(テキストエディター)
タグで囲いたい文字をハイライトさせて、タグボタンを押すだけです(「タグボタン(開始タグを挿入)⇒文字入力⇒タグボタン(終了タグを挿入)」といった使い方もできます)。

タグボタンの使い方(テキストエディター)
クイックタグの使い方(ビジュアルエディター)
テキストエディター同様、タグで囲いたい文字をハイライトさせて、追加したタグボタンを押すだけです(「タグボタン⇒文字入力」といった使い方もできます)。

タグボタンの使い方(ビジュアルエディター)
タグ一覧に「Quicktags」のリストボックスが表示されていない場合は、上段の「ツールバー切り替え(Shift+Alt+Z)」をクリックすると表示されます。
クイックタグの使い方(Gutenberg)
編集画面左上のブロックの追加から、「クラシック」を選択します。

クイックタグの使い方(Gutenberg)
あとはビジュアルエディター同様にAddQuicktagが使用できます。

GutenbergでAddQuicktagが使える
デフォルトのクイックタグを非表示にする
必要ないタグにチェックを入れれば、デフォルトのタグボタンを非表示にすることができます。

デフォルトのクイックタグを非表示にする
拡張コードクイックタグボタン
異なる言語のプルダウンメニューが追加されます。

拡張コードクイックタグボタン
必要であればチェックをいれて追加して下さい(分からない方は設定不要)。
インポートとエクスポート
追加したタグの設定をエクスポート(保存)しておけば、他のWordPressサイトにその設定をインポート(読み込み)することができます。複数サイトを運営されている方に便利な機能です。

インポートとエクスポート
テーマによっては、インポート用ファイルが配布されていることもあるので確認してみて下さい。
最後に
編集画面が少し複雑に見えますが、設定は凄くシンプルです。
Gutenbergに完全対応すれば言うことなしですが、よく使うタグや定型文をAddQuicktagに登録すれば、記事編集時間の短縮に繋がりますから、個人的には必須のプラグインです。
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