サーモスの水筒(携帯マグ)の臭いが気になった時の洗い方やパッキンの交換方法を紹介します。
臭いの原因
臭いの原因は、フタに取り付ける「フタパッキン」とせん本体に取り付ける「せんパッキン」です。
本体やせんユニットが臭うことはほとんどありません。
僕はプロテインシェーカーとして使ったり、ミルクティーやコーヒー牛乳を入れたり、禁止されている炭酸飲料を入れて使うこともあるのですが、基本的にジュース系の飲み物を入れると、必ずと言っていいほどパッキンに臭いがつきます。そして、洗剤で洗っても臭いが取れません。
また、夏場に洗わず放置していると、簡単にパッキンが傷んでしまうので注意して下さい。
パッキンの臭いを取る方法
僕が試したことのある方法を紹介します。
重曹と酢
- 50度ぐらいのお湯1ℓをボールに入れる
- 重曹おおさじ2と酢おおさじ2を入れて混ぜる
- パッキンや蓋を2時間程浸けてから水ですすぐ
重曹と酢があれば試してもらいたい方法です(わざわざ購入してやる必要はない)。
薬品を使わないので安心ですし、殺菌効果もあります。酢の臭いが残ることもありません。但し、完璧に臭いを取ることはできません。問題の臭いは6~7割取れるといった感じです。
酸素系漂白剤
- 水1ℓをボールに入れる
- 漂白剤を6g入れて溶かす
- パッキンや蓋を30分程浸けてから水ですすぐ
サーモス公式から販売されているマイボトル洗浄器用漂白剤を使う方法です。
酸素系なのでツンとした臭いはありません。本体の茶渋やコーヒーの染みが綺麗に落ちます。但し、この方法でも完璧に臭いを取ることはできません。問題の臭いは6~7割取れるといった感じです。
臭いを取るためだけに購入するのはおすすめしませんが、洗浄用に1つ持っておくと便利です。
交換用パッキンセット
サーモス公式から販売されている交換用パッキンセットでパッキンを交換する方法です。
本来は消耗による漏れが起こった時の交換用に販売されているのですが、臭いの原因のパッキンを交換すれば、臭いを完璧に取ることができます。価格もそこまで高くないので、個人的には一番おすすめです。
購入する時は、ボトルの底で「適応品番」を確認してから購入して下さい(下記の商品なら「JNL」)。
使用頻度にもよりますが、僕は半年~1年に一度パッキンを交換しています。
サーモスのお客様サポートに聞いてみた
サーモス公式の酸素系漂白剤を使っても臭いが取れなかったので、他に臭いを取る方法はないのかサーモスお客様サポートにも問い合わせてみたのですが、やはりパッキンの交換を提案されました。
酸素系漂白剤へのつけおきをされても、パッキンについたお飲みもののにおいが取れないとなりますと、恐れ入りますが、他にご提案できる方法がございません。
漂白後も、お飲みもののにおいが取れずに気になる場合には、パッキンをお取り替えいただくことをご提案いたしております。におい取りの方法がご提案できず誠に申し訳ございませんが、ご了承くださいますようお願いいたします。
どうしても臭いが気になる方は、パッキンを交換して下さい。
最後に
重曹と酢がある方は最初に試してみて下さい(軽い臭いならこれで取れる)。
ただ、僕の様にジュース系の臭いがついてしまうと、重曹と酢や酸素系漂白剤を使っても1回では臭いが取れません。その時は、臭いのつきやすい飲み物を入れない様にして、毎日しっかり洗って干して下さい。時間と共に臭いは薄れていきます。それでもダメな時は新しいパッキンセットを購入して下さい。
また、パッキンが劣化してくると保冷保温効果も薄れてくるので、「蓋を閉めた状態で水筒を強く振って水がわずかに漏れてくる」ような場合も、パッキンの交換を強くおすすめします。
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