ソニー純正のリモートコマンダーRMT-DSLR2を使ってみた感想をまとめておきます。
Bluetooth方式に対応しているα73以降のボディには、RMT-P1BTがおすすめです。
RMT-DSLR2
α7R2で実際に使って感じたメリットとデメリットをざっくりまとめるとこんな感じです。
難しい設定はありません。カメラ側のリモコン設定を「入」に設定しておくだけで使えます。
リモートコマンダーにしては少し大きい気もしますが、軽いのでカメラバッグに常時入れておいても全く負担にならないですし、ワイヤレスなので準備も必要ありません。ケーブルがかさばる心配もありません。
大きさ | 縦94.5mm×横41.5mm×厚さ13.5mm |
重さ | 27g(電池の重さ含まず) |
ちなみに、ボタンはたくさんありますが、僕はシャッター以外ほとんど使っていません。
対応機種はAmazonの販売ページで確認できます。
気になった点
僕が気になった点は2つあります。
1つ目は、屋外で撮影していると反応の悪い時がある点です。
リモコンをカメラに近づける&受光部に向けて使えば失敗しませんが、花火のバルブ撮影や野鳥撮影のように、一瞬のシャッターチャンスを逃せない場面には向いていない気がします。
2つ目は、シャッターボタンを押した際に必ずAF補助光ランプがオレンジ色に光る点です。
普段はあまり気にならないと思いますが、蛍撮影の様にかなり暗い場所での撮影になると、オレンジ色のランプも結構目立つので、他のカメラマンの迷惑になる可能性があります。
一応メーカーにも問い合わせてみたのですが、テープ等で隠すしかないとのことです。
RMT-DSLR2からリモコン撮影を行った際に、カメラからオレンジランプが一瞬光るのを消すことができるか、ですが、残念ながらこちらのランプは消すことができないしようとなっております。
リモコンから離れたところで作動させた際、そのランプが光ることで「カメラがリモコンの信号を受信した」というメッセージも込めてその光で知らせている意味合いも兼ねてますので、残念ながら消すことができかねてしまいます。
どうしても発光させたくないというのであれば、そのランプのところをテープなどで覆っていただかざるを得ない、ともなります。
補助光ランプの発光が気になる方は、有線式のRM-VPR1をおすすめします。また、α73以降のボディであれば、補助光ランプが光らないBluetooth方式のワイヤレスリモートコマンダーRMT-P1BTもおすすめです。
ちなみに、SONYの公式アプリImaging Edge Mobileを使って、スマホをリモートコマンダーにする方法でもオレンジ色の発光を消せますが、「アプリを立ち上げて接続するまでに時間がかかる」「フォーカスセットがワイドに固定されてしまう」「スマホのバッテリーを消耗する」等の理由から僕は使っていません。
最後に
Bluetooth方式に対応している機種(α73以降)なら、断然RMT-P1BTをおすすめします。
ただ、僕の使ってるα7R2の様にBluetooth方式に対応していない機種では、ご自身の撮影環境に合わせて有線接続のRM-VPR1かワイヤレスのRMT-DSLR2を選んで下さい(純正品で選ぶなら)。
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