Manfrottoの3WAY雲台MHXPRO-3Wで使えるプレートについてまとめておきます。
MHXPRO-3Wで使えるプレートの比較
Manfrotto 200PL
![Manfrotto 200PL](https://affilabo.com/wp-content/uploads/2020/01/Manfrotto-200PL.jpg)
MHXPRO-3Wに最初から付属しているクイックリリースプレートです。
僕は3年間使用していますが、機能性と耐久性においては全く問題ありません。たまにツマミを起こしにくいと感じる時もありますが、他のプレートに比べれば一番マシです。どうしてもツマミの起こしが気になる時は、セロハンテープを巻き付けておけば簡単に起こせます。
はっきり言ってしまえば、一番無難。一番安心。一番失敗しないプレートです。
余計な機能を求めていないのであれば、200PLをおすすめします。
![](https://affilabo.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
Manfrotto 200LT-PL
![Manfrotto 200LT-PL](https://affilabo.com/wp-content/uploads/2020/01/Manfrotto-200LT-PL.jpg)
200PLの軽量版プレートです。
基本的なつくりは同じなのですが、素材がアルミニウムからテクノポリマーに変更されているので、重量が10g程度軽くなっています(ほとんど体感できませんが)。また、200PLよりカメラ装着面のラバーの弾力性が増しており、マンフロットのロゴマークも施されています。
ただ、ネジを閉めるツマミが小さいので、200PLよりもツマミを起こしにくいです。
![Manfrottoプレート裏比較](https://affilabo.com/wp-content/uploads/2020/01/775d87585fa00f4054389a083a6d6fc4.jpg)
価格も高いですし、デザイン以外でこのプレートを選択するメリットはない気がします。
また、僕が購入した200LT-PLがたまたま不良品だったのかもしれませんが、雲台に装着した際にレバーの締まりが200PLよりも悪いです。きっちり閉めても少しガタつきます。大きさは同じなので、もしかしたら表面の質感が影響しているのかもしれません。
![](https://affilabo.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
PeakDesign PL-D-2
![PeakDesign デュアルプレート PL-D-2](https://affilabo.com/wp-content/uploads/2020/01/e12ea32b4dac044f66b79831c9014139.jpg)
マンフロットのRC2アタッチメントとアルカスイスの両方で使えるデュアルプレートです。
着脱が付属の六角レンチ及びコインという点を除けば、至れり尽くせりの万能プレートです。もちろんMHXPRO-3Wでも使えますし、アルカスイス雲台に装着することもできます。
僕はMHXPRO-3WとJOBYの5k雲台で試しましたが、どちらもしっかり固定できました。
![PL-D-2 アルカスイス雲台に装着](https://affilabo.com/wp-content/uploads/2020/01/eda0c0543ba84ee1d909ad54cf1a5011.jpg)
また、プレートにアンカーリンクスを装着できるだけでなく(ストラップを斜め掛けする時に使うと便利)、アンカーリンクスを付けたまま雲台への装着が可能となっています。
![PL-D-2 アンカーリンクス](https://affilabo.com/wp-content/uploads/2020/01/d48a8bf06c4273d96b7ae83043ad76a5.jpg)
アンカーリンクスは、どちらに付けていても雲台へ装着できます(2箇所取り付け可能)。
![PL-D-2 アンカーリンクスを付けて雲台に装着](https://affilabo.com/wp-content/uploads/2020/01/de8df3cae0858719a721667cff7db504.jpg)
ここまでなら、PeakDesign凄い!プレートはこれで決まり!となるはずなのですが、僕はMHXPRO-3WでPL-D-2を使うのはおすすめしません。致命的な欠点があるからです。
本来、MHXPRO-3Wにプレートを着脱する時は、レバーとセーフティーレバーの2段階操作が必要になるため、万が一レバーが緩んでも、セーフティーレバーを下げない限り、プレートが雲台から外れることはありません。おかげで、カメラを三脚に付けたままでも安心して運ぶことができます。
ですが、PL-D-2の場合、レバーを緩めただけで横からプレートが抜けてしまいます。
![PL-D-2 欠点](https://affilabo.com/wp-content/uploads/2020/01/9df25b7b246f5e555c5e1f6f1492f430.jpg)
恐らく、アルカスイス互換にするため、側面をつけなかったのが原因です。
![PL-D-2 プレート裏](https://affilabo.com/wp-content/uploads/2020/01/bcb8927fcb7bc4a7f3b031d92a7fd406.jpg)
そこまで簡単に抜ける訳ではないのですが、セーフティーレバーが完璧に機能しない以上、レバーが緩んだら、三脚からカメラが落下する可能性があるので注意して下さい。また、側面がついていないので、200PLよりも左右の隙間が大きくなっています。そのせいで、装着した時の左右のズレも少し気になります。
![](https://affilabo.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
最後に
機能面なら間違いなくPeakDesignのPL-D-2が一番優秀なのですが、MHXPRO-3Wで使用した際にセーフティレバーが機能しないのは致命的です。万が一とは言え、僕の様にカメラを三脚に付けたまま担いだりしていると、落下する可能性があるので注意して下さい。
使用用途にもよりますが、MHXPRO-3Wで使えるプレートを探している。プレートをなくしてしまった。プレートの予備が欲しい。という方には、200PLをおすすめします。
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