アフィリエイトで商品画像を使う時に注意すべきことをまとめておきます。
基本は商品画像をアフィリエイトリンクにして使う
自分の使いたい素材がバナー広告にない。もっと大きな商品画像を掲載したい。
そんな時は、広告主サイトの商品画像をアフィリエイトリンクにして使う方法がありますが、全ての広告主が商品画像の使用を許可している訳ではないですし、同じ広告主でもASPによって使い方が異なるので、ASPの利用規約と各プログラムの画像使用条件は必ず確認して下さい。
- 全ての広告主が商品画像の使用を許可している訳ではない
- モデルなどの人物画像での商品リンク作成は原則禁止されている
- 画像の改変は原則禁止されている
迷っているなら、バリューコマースの「Amazonアソシエイトプログラム」と提携して、Amazonの商品画像を使う方法がおすすめです。本家より料率は落ちますが、大きな画像が使えて、サイズ調整も可能だからです。
残念がながら、本家Amazonアソシエイトの公式ツールでは、大きな画像は使えませし、画像サイズの改変も禁止されています。商品画像をダウンロードして使用することも禁止されているので注意して下さい。
商品画像を保存後、任意のAmazonではないサーバーにアップしなおしての利用はできません。Amazonが提供している商品画像URLを指定する形でご利用ください
商品の紹介で注意すべきことは何ですか? | Amazonアソシエイト
中には、リンクコードの一部Format=_SL〇〇_
を改変して画像の大きさ変更を紹介されているサイトもありますが、アフィリエイトリンクの加工は規約違反に該当するので真似しないで下さい。
実際に運営にも問い合わせてみましたが、サイズの変更含めリンクの加工はお断りしているとのことです。
当プログラムでは、原則、アソシエイト・プログラム参加者様ご自身によるアソシエイトリンクの加工は、サイズの変更も含めお断りしております。
他にも、Yahoo!ショッピングや楽天市場の画像をアフィリエイトリンクにして使う方法もありますが、どちらも画像は個々のショップが各々用意しているため(同じ画像でもURLが異なる)、使用したショップの販売ページが削除されると、画像が表示されなくなってしまうので注意が必要です。
リンク切れが起きにくく、使い勝手がいいのは、間違いなくAmazonの商品画像です。
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バリューコマースに登録できたら、「Amazon(アマゾン)アソシエイトプログラム」と提携して下さい。
Amazonの商品画像を使う
Amazonの販売ページに飛んで、「リンク先URL」と「画像URL」をコピーします。
Google Chromeなら、画像を右クリックして「画像アドレスをコピー」で画像URLをコピーできます(画像が小さい時はクリックして拡大表示させた画像アドレスをコピーして下さい)。
バリューコマースに移動して、Amazonアソシエイトプログラムの「MyLink」を開きます。
先程コピーした「リンク先URL」と「画像URL」を貼り付けて、「MyLinkコードを取得」をクリックします。
この際、ブログの横幅が決まっている等、画像の大きさを調整したい時は、「サイズ調整」をクリックして、縦幅(height)と横幅(width)を指定することができます(縦横比の変更は不可)。
また、広告となるテキストを入力すれば、テキストリンクも一緒に作成することができます。
最後に、画像を表示させたい場所にコードを貼り付けて完成です。
ちなみに、MyLink作成画面の下の「画像の保存先」が「アフィリエイトサイト側」になっているプログラムでは、画像をダウンロードして自サーバーに保存して使うことが許可されています。
現在はほとんどのプログラムが「広告主側」になっていますが、どちらでもOKな場合は、ダウンロードして自サーバーに保存して使うことをおすすめします(画像のリンク切れが起きないため)。
商品画像を無断で使用するとどうなるの?
著作権や肖像権の侵害にあたります。
商品画像の無断使用を運営に問い合わせても、間違いなく許可はしてくれません。また、ネットでいくら調べても、問題ないと断言されている方はいないはずです。心配な方は、アフィリエイトプログラムに参加して、画像にアフィリエイトリンクを付与して使って下さい。
ただ、アフィリエイトで商品を紹介する際、無断で商品画像を使用されている方はたくさんいます。また、僕も商品画像を無断で使用したことはありますが、企業や販売者から注意されたことは一度もありません。逆に、広告掲載を依頼されたこともあるぐらいです。
現状では、アニメや漫画の画像を無断使用されている方が特に問題にならないのと同じで、商品のイメージや評価を著しく損なう使い方をしなければ、罪に問われることはほぼありません。
著作権法は原則として親告罪なので、全ては著作権者の匙加減だからです。
だからと言って、商品画像の無断使用を推奨している訳ではありません。何かトラブルが起きた時は全て自己責任です。残念ながら、「〇〇に書いてあったから、〇〇のサイトでも使われていたから大丈夫だと思った」なんて言い訳をしても、誰も責任をとってくれないので注意して下さい。
心配な方は、事前に著作権者に直接問い合わせるべきだと思います。
最後に
僕もアフィリエイトを始めた頃は商品画像をよくダウンロードして使っていたのですが、最近ではほとんど使わなくなりました。基本的に自分で購入した物しかブログで紹介しなくなったことや、カメラが趣味になったこともあって、商品画像は自分で撮影することが多くなったからです。
あくまで個人的な意見なのですが、商品画像しか使われていない記事は信憑性に欠けます。また、自分で使っていない(持っていない)商品を調べてまとめただけの記事に見えてしまうので、「できるだけ自分で撮影した写真を使った方がいいんじゃないかな?」と思っています。
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コメント
コメント一覧 (4件)
こんにちわ。
ブログを始めたばかりの者です。
画像の利用方法とても参考になりました。
ありがとうございました。
ただ何点か分からない事があり、
もし可能であれば教えて頂きたいと思いコメントさせて頂きました。
①初めはカスタムHTMLでマイリンクコード貼り付けましたが表示されず、画像としてURLで貼り付けました。商品リンクの様になるのかと思っていましたが普通の画像てして表示されました。この貼り付け方法で合っていますでしょうか?
②この方法で画像を貼り付けた場合、引用元などは必要になりますか?必要な場合は、バリューマコースになりますか?それとも、広告主(Amazonなど)になりますか?
お手数をおかけしますがよろしくお願いします。
この記事で紹介している方法では、アフィリエイトリンクを付与した「画像のみ」or「画像+テキスト」しか作成することはできません。実際には下記の様な広告になります。
サーモス 真空断熱マグカップ 350ml
引用元の記載については、どのASPにも明記されていませんし、アフィリエイトリンクが付与された画像には必要ないと認識しています。ただ、「画像(アフィリエイトリンクを付与していない)+テキスト(アフィリエイトリンクを付与している)」の使い方は、「法律に抵触する可能性があるので推奨できません」とバリューコマースから指摘されたことがあるので、著作権が気になる場合は注意して下さい。
ブログでよく見かける商品リンクを作成したいのであれば、WordPressの「AmazonJS」「Rinker」「Pochipp(ポチップ)」等のプラグインを導入する及び「カエレバ」と呼ばれるツールで作成することができます。
先程質問をしたものです。
何度か繰り返しているうちにリンクで表示されるようになりました。
マイリンクコードが上手くコピー出来ていなかったようです…。
申し訳ありませんでした。
気にしないで下さい。
バリューコマースは、広告主と提携した後、広告が表示されるまでにラグがあるので(しばらくはコードを貼っても何も表示されない)、そのせいで表示されていなかったのかもしれません。