プラグインNo Category Base (WPML)の設定と使い方をまとめておきます。
このプラグインを使うと、カテゴリーページのURLからcategory
表記を削除することができます。カテゴリーページのURLを短くしたい時に使うと便利ですが、導入する前に注意しなければいけない点もあるので、事前に必ず確認しておいて下さい。
設定と使い方
このプラグインは、有効化するだけでカテゴリーページのURLからcategory
表記を削除できます。
https://affilabo.com/category/wordpress/ ⇒ https://affilabo.com/wordpress/
追加される設定項目はありません。自動で301リダイレクトされるので、リンク切れの心配もありません。
但し、有効化する前に注意してほしいことが3つあります。必ず確認してからプラグインを導入して下さい。
個別ページと競合する可能性がある
カテゴリーページのURLからcategory
表記を削除することで、個別ページのURLとバッティングしてしまう可能性があります(同じURLのページが2つ存在することになる)。パーマリンク構造で/%postname%/
を使用している等、同じスラッグを設定している場合は注意が必要です。
パーマリンク | |
---|---|
投稿及び固定ページ | https://affilabo.com/wordpress/ |
カテゴリーページ | https://affilabo.com/category/wordpress/ |
URLがバッティングした時は、カテゴリーページが優先されます。個別ページは表示されません。
プラグインを非アクティブ化した時はパーマリンク設定の更新が必須
プラグインを無効化及び削除した時は、管理画面の設定「パーマリンク設定」の「変更を保存」をクリックして、必ずパーマリンクルールを更新する必要があります。

そのままの状態では、投稿ページ及び固定ページが404エラーで表示されなくなります。また、カテゴリーページもcategory
表記ありなしどちらのURLでもアクセス可能な状態になっているので注意して下さい。
プラグインを非アクティブ化した時は301リダイレクトされない
プラグインを有効化した時は、自動で301リダイレクトされるので設定は不要ですが、非アクティブ化した時は、301リダイレクトされずに404エラー(ページが見つかりませんでした)が表示されます。category
表記なしのページからcategory
表記ありのページへリダイレクトさせたい時は、ご自身で設定する必要があります。
変更前URL | 変更後URL | 301リダイレクト | |
---|---|---|---|
プラグイン有効化 | /category/wordpress/ | /wordpress/ | |
プラグイン無効化 | /wordpress/ | /category/wordpress/ |
プラグインを無効化した時は、一時的に重複コンテンツになる可能性があるので注意して下さい。
最後に
プラグインを有効化するだけなので簡単に導入できますが、使う前にカテゴリーと個別ページのスラッグが被っていないか確認して下さい。また、非アクティブ化した時は必ずパーマリンクルールを更新して下さい。
ただ、カテゴリーページのURLにcategory
表記が入っているからといって、SEOで不利になる訳ではありません。category
表記を消したい特別な理由がなければ、導入する必要はないと思います。

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