WordPressのテーマは、「ブログのデザイン(雛型)」のことです。
テーマは管理画面からいつでもボタン一つで簡単に変更できますが、運営期間が長くなると変更が困難になることもあるので、最初にしっかり選んでおくことが大切です。
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2021年おすすめのテーマ
テーマを選ぶ時は、デザインだけじゃなく、使えるショートコードやレイアウトの変更等、カスタマイズ性も重視して下さい(迷っている方は下記のテーマを検討してみて下さい)。
価格 | 複数サイトでの使用 | |
---|---|---|
Cocoon | 無料 | 〇 |
Luxeritas | 無料 | 〇 |
STORK19![]() |
11,000円 | × |
SANGO | 11,000円 | 〇 |
JIN | 14,800円 | 〇 |
WING | 14,800円 | 〇 |
SWELL | 17,600円 | 〇 |
このブログでは、Hummingbird(7,980円)を使っていますが、もし僕が今から新しいサイトを作るのであれば、恐らくSWELL(17,600円)を購入すると思います。デザインが好みなのもありますが、「ブロックエディター(Gutenberg)」に完全対応しているのが一番の理由です。
とは言え、新しいテーマはこれからも出てくるでしょうし、その度にテーマを乗り換えていたのではきりがないので、余程の理由がない限り、一度決めたテーマは使い続けるべきだと僕は思います。
ちなみに、CocoonやLuxeritasが少し特殊なだけで、基本的に無料のテーマにはショートコードや簡単なカスタマイズ機能は用意されていません。大抵はプラグイン頼みになります。
テーマの変更と追加
テーマの変更及び追加は、管理画面の外観「テーマ」から行います。
テーマの変更
管理画面の外観「テーマ」にインストール済みのテーマが一覧で表示されます。
変更したいテーマにカーソルを載せて、「有効化」をクリックするとテーマが変更されます(「ライブプレビュー」をクリックすると変更前にプレビュー画面を確認できる)。

テーマの変更
無料の公式テーマを追加
無料の公式テーマを追加したい時は、外観「テーマ」の「新規追加」をクリックします。

テーマの新規追加
ここで表示されるテーマは全て無料です。
使いたいテーマにカーソルを載せて、「インストール」をクリックするとダウンロードできます。この際、上部のフィルターを使うと目的にあったテーマを探しやすくなります。

テーマをダウンロード(インストール)する
後は、テーマの変更方法と同様にインストールしたテーマを有効化させて下さい。
手持ちのテーマをアップロードして追加
こちらの方法は、主に有料テーマやネットで無料配布されている非公式テーマをインストールする時に使います。先程同様、外観「テーマ」から「新規追加」をクリックします。

テーマの新規追加
画面上部「テーマのアップロード」をクリックします。

テーマのアップロード
画面中央「ファイルを選択」からZIP形式のテーマファイルを選択し、「今すぐインストール」をクリックします(子テーマも同様にアップロードすることができます)。

ZIP形式のテーマファイルをアップロード
後は、テーマの変更方法と同様にアップロードしたテーマを有効化させて下さい。
初心者は絶対避けるべきテーマ
個人的に下記2つのテーマは初心者の方におすすめしません。
非公式の無料海外テーマ
WordPress公式のディレクトリに登録されていない無料の海外テーマは避けるべきです。
海外テーマは、パッと見お洒落で魅力的かもしれませんが、不安要素が多すぎます。日本語に対応していますか?サポートはありますか?テーマは更新されていますか?マニュアルはありますか?デモサイトの様な綺麗なサイトを本当に作れますか?初心者の方には絶対おすすめしません。
検索エンジンで「WordPress テーマ 無料」等で検索している方は要注意です。
非レスポンシブデザイン
レスポンシブデザイン(スマホ表示)に対応していないテーマは避けるべきです。
現在はレスポンシブデザインに対応していないテーマの方が少ないと思いますが、スマホ表示も必ず確認して下さい。WP touch等のプラグインを追加すれば、スマホ表示に対応させることはできますが、ショートコードが機能しなかったり、レイアウトが崩れることもあります。
サイトのジャンルにもよりますが、今はパソコンよりもスマホからのアクセスの方が多くなっています。PC表示よりもスマホ表示のデザインを重視して選んでもいいぐらいです。
運営期間が長くなる程テーマの変更が程困難になる
テーマを変更する時は下記の点に注意して下さい。
- テーマ独自のショートコードが使えなくなる
- テーマによって最適な画像の大きさが異なる
- カスタマイズしたCSSのデザインが崩れる可能性がある
- ウィジェットの配置を見直す必要がある
- 必要ないプラグインを停止させる必要がある
当然ですが、テーマを変更すると、変更前に使っていたテーマ独自のショートコードは機能しません。テーマ変更後は、ショートコードのタグがそのまま表示されてデザインが崩れます。
また、テーマによって最適なアイキャッチ画像の縦横比は異なりますし、カラム幅が変われば最適な画像サイズも変わってくるので、一度画像を全て見直す必要があります。
有料テーマの中には、プラグインと同じ機能が備わっているケースもあるので、必要ないプラグインを停止させる必要も出てきます(設定がバッティングしてエラーを起こす)。
基本的にテーマを変更して「はい終わり!」という訳にはいきません。
運営期間が長く、規模が大きくなるほど、大がかりな修正が必要になってくるので注意して下さい。
最後に
テーマはこれからサイトを運営していく上でずっとお世話になるものです。
途中で変更することもできますが、テーマを変更してそれで終わりという訳にはいきません。テーマ独自のショートコードが使えなくなりますし、レイアウトの修正も必要になります。
サイトの運営期間が長くなる程、記事が増える程、テーマの変更は難しくなりますから、最初に時間をかけてでも自分のサイトに合ったテーマをしっかり選ぶことが大切です。
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