WordPressのテーマ追加と変更方法をまとめておきます。
テーマの追加
公式テーマと非公式テーマでは、テーマの追加方法が異なります。
公式テーマの追加
無料の公式テーマを追加したい時は、管理画面の外観「テーマ」を開いて「新規追加」をクリックします。
ここで表示されるテーマは全て無料です。
使いたいテーマにカーソルを載せて、「インストール」をクリックするとダウンロードできます。
多すぎて分かりにくい時は、上部のフィルターを使うと目的にあったテーマを探しやすくなります。
非公式テーマの追加
この方法は、主に有料テーマやネットで無料配布されている非公式テーマをインストールする時に使います。
先程同様、管理画面の外観「テーマ」を開いて「新規追加」をクリックします。
画面上部の「テーマのアップロード」をクリックします。
ファイルを選択でZIP形式のテーマファイルを選択して、「今すぐインストール」をクリックします。
子テーマも同様にアップロードすることができます。
テーマの変更
管理画面の外観「テーマ」を開くと、インストール済みのテーマが一覧で表示されます。
変更したいテーマにカーソルを載せて、「有効化」をクリックするとテーマが変更されます。
この際、「ライブプレビュー」をクリックすると、変更前にプレビュー画面を確認できます。
2023年のおすすめテーマ
迷っている方には、このブログでも使用している株式会社LOOSのSWELLをおすすめします。
価格 | 複数サイト | ブロックエディター | |
---|---|---|---|
Cocoon | 無料 | 〇 | 〇 |
STORK19![]() |
11,000円 | × | 〇 |
SANGO | 11,000円 | 〇 | 〇 |
AFFINGER6 | 14,800円 | 〇 | △ |
SWELL |
17,600円 | 〇 | 〇 |
JIN:R | 19,800円 | 〇 | 〇 |
有料テーマの機能やデザインは似たり寄ったりの部分が多いのですが、現時点では「SWELL」のカスタマイズ性能が一歩抜けています。かゆいところに手が届く、まさにブロガーが求めていたテーマといった感じです。
また、他社からの乗り換えプラグインが用意されているので、新規にWordPerssを始める方だけでなく、他社のテーマから乗り換えたい方にもおすすめできるテーマとなっています。
一言で言ってしまえば、超万能テーマです。
価格で躊躇っている方もいると思いますが、間違いなく買って後悔はしないテーマです。むしろ、騙されたと思ってSWELLを購入した方が、後々後悔しないような気がします。それぐらいおすすめできるテーマです。
ちなみに、2023年2月15日に発表された「A8メディアオブザイヤー2022」では、受賞サイト51サイトのうち、SWELLが使用されているサイトは31サイトもありました。
初心者が絶対に選んではいけないテーマ
個人的に絶対おすすめしないテーマです。
非公式の海外無料テーマ
WordPress公式のディレクトリに登録されていない海外の無料テーマは避けるべきです。
海外テーマは、パッと見お洒落で魅力的かもしれませんが、日本語に対応していますか?サポートはありますか?テーマは更新されていますか?マニュアルはありますか?デモサイトの様な綺麗なサイトを本当に作れますか?等、不安要素が多すぎます。初心者の方には絶対おすすめしません。
検索エンジンで「WordPress テーマ 無料」等で検索している方は要注意です。
ブロックエディターに対応してないテーマ
現在のWordPressは、「ブロックエディター(Gutenberg)」が主流になっています。
ブロックエディターに対応していない時点で、間違いなく古いテーマです。また、現在は更新が止まっている可能性がありますし、WordPressの新しい機能が使えるかどうかも分かりません。
ブロックエディターに対応しているテーマでクラシックエディターを使うのは自由ですが、最初からブロックエディターに対応していないテーマを選ぶメリットは全くありません。
カスタマイズ機能の乏しい無料テーマ
無料テーマの中には、CocoonやLuxeritasの様にカスタマイズ豊富で優秀なテーマもあります。
ですが、ほとんどの無料テーマの場合は、何か機能(「SNSボタンの追加」「目次の設置」等)を追加しようとした時にプラグインが必要になります。この際、テーマによっては正常に動作しないこともありますし、カスタマイズばかりに時間を取られて、肝心の記事が書けなくなってしまう可能性もあります。
WordPressをカスタマイズするためにWordPressを始めたわけじゃないですよね?
記事を書くことに集中したいのであれば、最初からデザインが整っていて機能が豊富なテーマを選ぶべきです。
複数のテーマを販売している企業のテーマ
複数のテーマを販売している企業のテーマは、途中でサポートが終了する可能性が高いのでおすすめしません。
どのテーマも更新&サポートが永久に続く保証はありませんが、1つのテーマをしっかり更新されている企業のテーマを選んだ方が安心です。更新が止まってしまったテーマは、乗り換えを検討しなければいけないからです。
残念ながら、OPENCAGEのテーマはあまりおすすめできません。僕が使っていたハミングバードが販売されてから、旧ストーク、アルバトロス、ストーク19(最新)が新規テーマとして販売されていますが、ストーク19以外は更新がほぼ止まっています。また、ストーク19までは新規テーマとして販売する必要性はなかったと思いますし、いずれも既存ユーザーに乗り換えサポート支援をするべきだったと思います。
僕が現在のSWELLに乗り換えた理由でもあります。
ちなみに、僕が5年以上WordPressを使ってきて一番大変だと感じたのが、テーマの乗り換えです。
非レスポンシブデザインのテーマ
レスポンシブデザイン(スマホ表示)に対応していないテーマは絶対に避けるべきです。
現在はレスポンシブデザインに対応していないテーマの方が少ないと思いますが、スマホ表示も必ず確認して下さい。WP touch等のプラグインを追加すれば、スマホ表示に対応させることはできますが、ショートコードが機能しなかったり、レイアウトが崩れることもあります。
サイトのジャンルにもよりますが、今はパソコンよりもスマホからのアクセスの方が多くなっています。PC表示よりもスマホ表示のデザインを重視してもいいぐらいです。
テーマの変更は慎重に
テーマを変更する時は下記の点に注意して下さい。
- テーマ独自のショートコードが使えなくなる
- テーマによって最適な画像の大きさが異なる
- カスタマイズしたCSSのデザインが崩れる可能性がある
- ウィジェットの配置を見直す必要がある
- 必要ないプラグインを停止させる必要がある
当然ですが、テーマを変更すると、変更前に使っていたテーマ独自のショートコードは機能しません。テーマ変更後は、ショートコードのタグがそのまま表示されてデザインが崩れます。
また、テーマによって最適なアイキャッチ画像の縦横比は異なりますし、カラム幅が変われば最適な画像サイズも変わってくるので、一度画像を全て見直す必要があります。
有料テーマの中には、プラグインと同じ機能が備わっているケースもあるので、必要ないプラグインを停止させる必要も出てきます(設定がバッティングしてエラーを起こす)。
テーマを変更して、「はい終わり!」という訳にはいきません。
運営期間が長く、規模が大きくなるほど、大がかりな修正が必要になってくるので注意して下さい。
最後に
テーマはこれからサイトを運営していく上でずっとお世話になるものです。
途中で変更することもできますが、テーマを変更してそれで終わりという訳にはいきません。テーマ独自のショートコードが使えなくなりますし、レイアウトの修正も必要になります。
サイトの運営期間が長くなる程、記事が増える程、テーマの変更は難しくなりますから、最初に時間をかけてでも自分のサイトに合ったテーマをしっかり選ぶことが大切です。
コメント