規約違反していませんか!?Amazonアソシエイトの禁止事項まとめ

実は厳しい!?よくあるAmazonアソシエイト規約違反

Amazonアソシエイトの規約違反と禁止事項についてまとめています。

目次

Amazonアソシエイトの規約違反と禁止事項

規約と参加要件の詳細は、運営規約プログラム・ポリシーで確認して下さい。

要チェック
  • 自己アフィリエイトは禁止されている
  • リンクを掲載するサイトは登録する必要がある
  • 販売価格や在庫数を掲載する時はいつの情報なのか明記する必要がある
  • 商品画像を加工してはいけない
  • アフィリエイトリンクを改変・加工してはいけない
  • テキストリンク「最安値」の文言を使用してはいけない
  • Amazon.co.jpロゴを使用してはいけない
  • 不正確な配送情報を掲載してはいけない
  • カスタマレビューや星評価を引用・転載してはいけない
  • Amazonアソシエイト参加者であることを明記する必要がある

自己アフィリエイトは禁止されている

Amazonアソシエイトでは、ご自身のアフィリエイトリンクを踏んで商品を購入する「自己アフィリエイト」は禁止されています。同様に、参加者の家族や関係者に購入してもらう行為も禁止されています。

また、リンク先の確認で自分のアフィリエイトリンクを踏むこともあると思いますが、その際は「ブラウザを変える」「ブラウザのクッキーを削除する」「Google Chromeのシークレットウィンドウを使う」「24時間経過してから購入する」等して、成果が発生しない様にして下さい。

恐れ入りますが、運営規約に明記されているとおり、アソシエイトプログラムでは参加者様ご自身やその関係者のアソシエイトリンクからの注文はお断りしております。

悪意の有無にかかわらず、担当部署により運営規約違反の実施が確認された場合はアカウントや紹介料の停止となりますので、ご自身のアソシエイトリンクをクリックされることはお控えいただきますようお願いいたします。

万一クリックをした場合は、クッキーを削除したうえで買い物をするなど、アソシエイトリンクの効力を消したうえで、お買い物の開始をお願いいたします。

自分のリンクを踏んで商品を購入すると、「注文レポート」には反映されますが、「売上レポート」で却下されます。ばれなきゃ大丈夫なんて絶対思わないでください。

自分用にアソシエイトリンクから商品を購入できますか? | アソシエイト・セントラル

リンクを掲載するサイトは登録する必要がある

新しいサイトでアソシエイトリンクを利用する時は、ウェブサイトとモバイルアプリの変更から、サイトを登録する必要があります(現在は問い合わせからのサイト審査は不要になりました)。

ウェブサイトとモバイルアプリの変更

アソシエイトリンクを掲載するサイトは漏れなく登録して下さい。

但し、参加要件に抵触するサイトは追加できません。また、非公開サイトや非公開SNSでの使用も禁止されています。未登録サイトでの使用が発覚した時は、契約解除になる可能性もあるので注意して下さい。

複数のWEBサイトを管理する | アソシエイト・セントラル

販売価格や在庫数を掲載する時はいつの情報なのか明記する必要がある

販売価格や在庫の情報を表示させたい時は、いつの時点の情報なのかを明記する必要があります。

例えば、手入力の「Amazonで3,000円 ⇒ アフィリエイトリンク」や「Amazonで30%OFF ⇒ アフィリエイトリンク」といった掲載方法は禁止されているので注意して下さい。どちらもいつの情報なのか分かりませんし、時間が経てば価格や割引率が変わってしまう可能性があるからです。

価格を表示させたい時は、公式ツールの「テキストと画像」を選択するか、APIを利用して常に最新の価格を表示させる方法がおすすめです。WordPressなら専用のプラグイン(非純正)も公開されています。

興味のある方は、「AmazonJS」「ポチップ」「Rinker」「カエレバ」等で検索して下さい。

商品の紹介で注意すべきことは何ですか? | アソシエイト・セントラル

商品画像を加工してはいけない

商品画像にテキスト文字を入れたり、クロップ(切り取り)することは禁止されています。

他にも、縦横比の変更、商品画像のダウンロード、キャプチャー画像の使用も禁止されています。

公式ツールで作成したアフィリエイトリンクなら特に問題ありませんが、非公式の支援ツールやWEBサービスを利用している場合は、違反している可能性もあるので注意して下さい。

商品の紹介で注意すべきことは何ですか? | アソシエイト・セントラル

アフィリエイトリンクを改変・加工してはいけない

アソシエイト・セントラルやアソシエイト・ツールバーで作成したリンクコードの改変は禁止されています。

時々見かけるのですが、リンクコードの一部Format=_SL〇〇_を改変した画像の大きさ変更は、規約違反に該当するので注意して下さい。実際に運営にも問い合わせてみましたが、許可はされませんでした。

当プログラムでは、原則、アソシエイト・プログラム参加者様ご自身によるアソシエイトリンクの加工は、サイズの変更も含めお断りしております。

大きな画像を使いたい時は、バリューコマースに登録してAmazonアソシエイトのプログラムに参加して下さい。

テキストリンク「最安値」の文言を使用してはいけない

可変的な情報「最安値」の文言を使ったクリック誘導は禁止されています。

僕は実際に最安値のテキスト文字を使用したサイトで注意を受けたことがあります。

「最安値」は保証できる情報ではないため、この文言を使用してのアソシエイトリンクのクリック誘導はただちにおやめ願います。

非公式の支援ツールやWEBサービスで使用されているケースもあるので注意して下さい。

商品の紹介で注意すべきことは何ですか? | アソシエイト・セントラル

Amazon.co.jpロゴを使用してはいけない

無料素材サイトで手に入る様なAmazonのアイコンやロゴの使用は禁止されています。

ロゴを使いたい時は、公式サイトで配布されているAmazon.co.jpのロゴボタンを使用して下さい。

Amazon.co.jpのロゴボタン

僕は実際に無料素材サイトで配布されていたAmazonアイコンを使用したサイトで注意を受けたことがあります。

Amazon.co.jpロゴの使用は商標侵害となります。ただちにおやめ願います。

恐れ入りますが、このロゴについてはお認めはできませんし、これと同じサイズのロゴの配布は行っておりません。よって、使用はされませんようお願いします。

非公式の支援ツールやWEBサービスで使用されているケースもあるので注意して下さい。

Amazon商標ガイドライン | アソシエイト・セントラル

不正確な配送情報を掲載してはいけない

配達に要する時間や送料は、販売元や出荷元によって異なります。

また、プライム会員の有無や商品の価格等、一定の条件下でのみ適用されるケースも多いため、配送情報を記載する場合は、下記のいずれかの記述が必要です。

配送情報の記述
  • 配送料無料(一部除く)
  • 通常配送無料(一部除く)
  • Amazon.co.jpが発送する商品は、配送料無料(条件あり)

商品の紹介で注意すべきことは何ですか? | アソシエイト・セントラル

カスタマレビューや星評価を引用・転載してはいけない

アソシエイト・プログラム参加要件(「参加要件」)の「6. 乙のサイトのコンテンツ(t)」には、PA APIを経由してカスタマーレビューやおすすめ度へのリンクを取得し、ライセンス契約に定めるPA APIの要件を遵守する場合を除いて、カスタマーレビューやおすすめ度を使用してはならないと記載されています。

カスタマレビューや星評価の引用・転載

(t) 乙は、甲のカスタマーレビューやおすすめ度(star rating)を、全部または一部を問わず、乙のサイトに表示その他使用してはなりません。ただし、PA APIを経由してカスタマーレビューやおすすめ度へのリンクを取得し、ライセンス契約に定めるPA APIの要件を遵守する場合を除きます。

レビューや星の数をblockquoteタグ等を使ってコピペする方法は禁止されているので注意して下さい。

アソシエイト・プログラム参加要件(「参加要件」) | アソシエイト・セントラル

Amazonアソシエイト参加者であることを明記する必要がある

Amazonアソシエイト・プログラム運営規約の「5. 乙がアソシエイトであることの表示」には、サイト上のどこかにAmazonアソシエイト・プログラム参加者であることの明記が必要と記載されています。

乙がアソシエイトであることの表示

ブログの場合は、プライバシーポリシーページ等にAmazonアソシエイトの参加者であることを明記して下さい。

[乙の名称を挿入(サイト名等を入力)]は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

また、ソーシャルメディアでも明確にすることが重要とされています。

Amazonのアソシエイトとして、[乙の名称を挿入]は適格販売により収入を得ています。

なぜ自分はアソシエイトメンバーであると名乗らなくてはいけないのですか? ソーシャルメディアではそれをどのようにしたらよいでしょうか? | アソシエイト・セントラル

規約違反のサイトで発生した成果はどうなるのか?

未登録サイトの成果について運営に問い合わせたところ、下記の回答が返ってきました。

これまで発生している紹介料の対応等の情報の開示は、現時点では何らかの対応はいたしません。なお、規約違反が行われた場合、紹介料の留保、契約の解除を含む対応が行われる場合がありますので、予めご了承くださいますようお願いいたします。

ちなみに、僕は2ヶ月間未登録サイトにアフィリエイトリンクを掲載していたことがあるのですが、発生した報酬は全て受けとることができました(2013年の話)。

恐らく、いきなり紹介料の留保やアカウント停止になることはないと思いますが、警告を受けた時はすぐに修正して、報告が必要であればカスタマーサービスに問い合わせて下さい。

最後に

経験上、規約違反をしたからといって、すぐに警告がくるなんてことはありません。

現に、僕は警告を貰ったことはありませんが、自分から問い合わせて「修正して下さい」と言われたことは何度もあります。憶測でしかありませんが、報酬支払い額に達した時及び第三者からの通報がなければ、恐らく運営は個人のサイトなんてチェックしていないからです。

つまり、こういったきっかけがなければ、規約違反者はいつまでも規約違反をしたままです。報酬支払額に達しても、規約違反を理由に報酬却下なんてことがあるかもしれないので注意して下さい。

また、規約は常に変更されているので、管理画面のお知らせには必ず目を通すようにして下さい。

シェアしてね!

この記事を書いた人

2024年も気づいたら11月。今更だけど、情報を伝えるのにブログである必要はないのかもしれない。自分のルールで管理できるメリットを除けば、今はブログに拘るメリットは何もない。YouTubeやSNSを使った方が間違いなく多くの人に情報を伝えられる。また近々コアアップデートが予定されているみたいだけど、このままGoogle検索を頼りにブログ運営を続けてもアクセスや収益が伸びることはない気がする。いい加減新しく何か始めないといけないのかもしれない。

コメント

コメント一覧 (2件)

コメントする

目次