プラグインPhoenix Media Renameの設定と使い方をまとめています。
一度アップロードしたメディアファイルのファイル名を変更できるプラグインです(WordPressの初期設定では変更できない)。既に記事やウィジェットに挿入されているメディアファイルのURLも一緒に置き換えてくれるので、リンク切れになる心配もありません。
設定と使い方
プラグインを有効化して、メディアライブラリに追加された「Filename」から設定を行います。
ファイル名とタイトルの変更
メディアライブラリをリスト表示にして、「Filename」に変更したいファイル名を入力します。
変更したいメディアファイルにチェックを入れて、一括操作から「Rename」を選択して「適用」をクリックします(複数ファイルにチェックを入れてまとめて変換することもできる)。
設定 | 詳細 |
---|---|
Rename | ファイル名を変更 |
Rename & Retitle | ファイル名とタイトルを変更 |
Retitle | タイトルを変更 |
Retitle from Post | タイトルをアップロード先の記事タイトルに変更 |
Rename from Post | ファイル名をアップロード先の記事タイトルに変更 |
Rename & Retitle from Post | ファイル名とタイトルをアップロード先の記事タイトルに変更 |
SEOに影響するのは、メディアの「ファイル名(URLの一部)」です。
また、ファイル名をアップロード先の記事タイトルに変更することもできますが、タイトルが複雑になるだけなので、基本的には「Rename」と「Rename & Retitle」以外は使う機会がほとんどないと思います。
ファイル名が変更されれば設定完了です。
記事に挿入しているメディアファイルのURLも同時に置き換えられるので、リンク切れになる心配はありません。また、画像はフルサイズだけでなく、アイキャッチ画像やサムネイルのURLも全て置き換えてくれます。
但し、リダイレクトはされません。外部サイトが画像に直リンクしていた場合は404エラーになります。
301リダイレクトさせたい時は、別途プラグインRedirectionを追加して下さい。
設定画面
管理画面の設定「Phoenix Media Rename」からは、「リビジョン」や「アクセントの削除」を設定できます。
また、Redirectionを使用している場合は、301リダイレクトの作成を無効化することができます。
基本的に初期設定推奨です。分からない方は変更しないで下さい。
最後に
WordPressの初期設定では、アップロードしたメディアのファイル名を変更することはできないので、既にアップロードされたメディアのファイル名を変更したい時に使うと便利なプラグインです。
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