結露しない!保温・保冷効果抜群!サーモス「真空断熱マグカップ」レビュー

結露しない!机が濡れない!保温性抜群の「真空断熱タンブラー」レビュー

僕が数年ずっと愛用しているサーモスの「真空断熱マグカップ(タンブラー)」のレビューです。

目次

真空断熱マグカップ(タンブラー)

真空断熱タンブラー

真空断熱マグカップは、側面が真空断熱構造になっている保温性・保冷性に優れたコップです。

保温・保冷効果抜群、結露しない(手や机が濡れない)、外側が熱くならないのが特徴です。

僕はサーモスの商品を好んで使っていますが、現在はいろんなデザインや大きさのコップが販売されているので、ご自身の用途に合ったタイプを選んで下さい。マグカップ以外にも、タンブラータイプ、ペットボトルや缶を入れるホルダータイプ、持ち運びに便利な水筒タイプも販売されています。

タイプメリットデメリット
マグカップ取っ手が付いているので持ちやすい
洗いやすい
安定性が高い
表面積が広いので保温効果が落ちる
タンブラーサイズが豊富
マグカップタイプより保温・保冷効果が高い
洗いにくい
基本的には冷たい飲み物用
水筒持ち運びに便利
保温・保冷効果は一番高い
洗いにくい
ホルダーペットボトルや缶を入れるだけ
洗う必要がない
使えるサイズが限られている

電子レンジ&食器洗浄機の使用は禁止されているタイプがほとんどなので、気になる方は購入する前に商品ページで確認して下さい。また、使用する前には必ず説明書に目を通して下さい。

真空断熱構造の凄いところ

真空断熱構造の凄いところを2つ紹介します。

保温・保冷効果抜群

保温・保冷効果抜群

通常のコップと比較すると、保冷効果は段違いです。

試しに、室内温度約20℃の部屋で、同量の水と氷を入れたコップを放置してみたところ、全ての氷が溶けるまでに、ガラスのコップは約1時間、真空断熱マグカップの方は約6時間かかりました。

氷が溶けにくいので、1~2時間ぐらいなら飲み物が薄くなる心配もありません。

但し、保温効果は「蓋があるかないか」で大きく変わります(上から熱が逃げるため)。蓋がなければ普通のコップとそこまで大差はありません。また、飲み口が小さいほど保温効果は高くなります。

参考までに、下記は室内温度20℃の部屋に、85℃の飲み物を放置した時の温度になります。

30分後1時間後
普通のコップ45.9℃34.1℃
真空断熱マグカップ(蓋なし)55.0℃43.9℃
真空断熱タンブラー59.1℃48.6℃
真空断熱マグカップ(蓋あり)76.0℃67.1℃

保温効果は、蓋ありタイプが断トツです(ホコリが入らないメリットもある)。

結露しない(手や机が濡れない)

結露しない(手や机が濡れない)

真空断熱構造のコップは、外側に結露ができないので、手が濡れません。机も濡れません。

真空断熱構造になっていない飲み口の部分にわずかな結露ができることはありますが、それが垂れて机が濡れるなんてことはないので、コースターも不要です。

気になった点

真空断熱タンブラーとマグカップを5年以上使って気になった点は3つです。

雰囲気が出ない

真空断熱タンブラーにビールを入れた時

例えば、400mlの真空断熱タンブラーに、350mlの缶ビールを注ぐと、調度いい具合に泡まで収まるサイズなのですが、色が見えないせいか少し味気ない感じがします。

僕なら、ビールは結露しようが、手が濡れようが、冷えたグラスジョッキで飲みたい派です。

湯呑で飲むお茶も同様、そのコップでしか味わえない雰囲気が出ません。

中身の温度が分からない

中身の温度が分からない

真空断熱構造には、外側が熱くならないので持ちやすいメリットがある反面、温かい飲み物を入れた時に中身の温度が全く分からないデメリットもあります。

熱い飲み物が入っている時は、中身の温度が分からないので口をつけるのが少し怖いです。

メラミンスポンジが使えない

洗い方に注意

茶渋やコーヒーの染みが付着した際のお手入れは、「酸素系漂白剤」が推奨されています。僕は知らずに使い続けていたのですが、メラミンスポンジ(激落ちくん等)は非推奨なので注意して下さい。

気になってメーカーにも問い合わせてみましたが、下記の回答が返ってきました。

恐れ入りますが、メラミンスポンジは、ステンレス表面にキズをつけてしまうことが考えられるため、弊社製品へのご使用をおすすめすることはできかねてしまいます。

茶渋などが付着した際のお手入れにつきましては、弊社では、酸素系漂白剤でのお手入れをご案内いたしております。

<酸素系漂白剤でのお手入れ>

本体に酸素系漂白剤とぬるま湯を入れてよく溶かし、30分程度置いた後にスポンジなどでよく洗ってください。酸素系漂白剤は発泡性がありますので、少量のぬるま湯で溶き、様子を見ながらぬるま湯を足してください。

※酸素系漂白剤は粉状です。

成分に「過炭酸ソーダ」または「過炭酸ナトリウム」と表示されているものが酸素系漂白剤です。なお、塩素系漂白剤はお使いいただけません。塩素系のものをお使いいただきますと、さびや保温・保冷不良などの原因になるためでございます。

茶渋やコーヒーの染みが気になる時は、「酸素系漂白剤」を使って下さい。

最後に

雰囲気を出したい時にはあまり向いていない気もしますが、仕事をしながら、ゲームをしながら、動画を見ながら等、普段使いのコップなら十分すぎる性能だと思います。

また、5年以上使っているコップもありますが、未だに保温・保冷効果は落ちていませんし、凹んだりもしていません。落とした程度では凹んだり割れないので、子供にもおすすめです。

個人的には、冷たい飲み物にはタンブラータイプ、温かい飲み物には蓋付きのマグカップタイプがおすすめです。また、容量やデザインも豊富なので、用途によって使い分けるのもおすすめです。

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この記事を書いた人

2024年も気づいたら11月。今更だけど、情報を伝えるのにブログである必要はないのかもしれない。自分のルールで管理できるメリットを除けば、今はブログに拘るメリットは何もない。YouTubeやSNSを使った方が間違いなく多くの人に情報を伝えられる。また近々コアアップデートが予定されているみたいだけど、このままGoogle検索を頼りにブログ運営を続けてもアクセスや収益が伸びることはない気がする。いい加減新しく何か始めないといけないのかもしれない。

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