WordPressを始めるために必要なレンタルサーバーと独自ドメインについてまとめています。
WordPress.orgとWordPress.comの違い
勘違いされる方がいると思うので最初に書いておきます。
ネット上でよく目にするWordPressは、基本的にWordPress.orgのことを指しています。
WordPress.comは、FC2ブログやライブドブログ等の無料ブログとほとんど変わりません。基本無料ですが、無料版では広告が表示されますし、独自ドメインの使用やオプション機能の追加は有料になります。
また、テーマやプラグインを追加できるビジネスプラン以上を選択すると、WordPress.orgよりも維持費が高くなる可能性もあるので、あえてWordPress.comの有料プランを選ぶメリットはありません。
レンタルサーバー？独自ドメイン？と聞くとなんとなく難しそうに感じるかもしれませんが、やることは「レンタルサーバーと契約」「ドメインの取得」「サーバーとドメインを紐づける」「WordPressのインストール」の4つだけです。いずれも専門的な知識は必要ありません。マニュアル通りに進めるだけです。
WordPressがインストールできれば、後は無料ブログと同じ感覚でサイトを運営することができます。
WordPressを始めるまでの流れ
エックスサーバー
と契約すれば、12ヶ月以上の契約で独自ドメインが1つ無料、24ヶ月以上の契約で独自ドメインが2つ無料です。契約を解除するまで独自ドメインを永久無料で使えます。
もちろん更新料も無料です。ブログ1つを運営するだけなら、ドメインを購入する必要はありません。
レンタルサーバーは、ブログのデータを保存する場所です。
このブログではエックスサーバーのスタンダードプランを利用しています。
7年以上利用していますが、大きなトラブルはほぼゼロで安定している。独自ドメイン永久無料特典がついている。WordPress簡単インストール機能で初心者でも簡単に始められる。利用者が多いので、解説記事が多く出回っている。といった特徴があります。
ドメインは、インターネット上の住所となるものです。URLの中心部として使われます。
このブログなら「affilabo.com」がドメインです。全てのページのURLに含まれます。
個人ブログでは、「.com」「.net」がよく使われていますが、既に登録されているドメインは取得できません。また、「.co.jp」の様に企業しか取得できないドメインもあります。
途中で変更はできないので、取得する時はスペルミスがないかもしっかり確認して下さい。
契約したレンタルサーバーに取得したドメインを登録します。
レンタルサーバーとドメインを取得したが業者が異なる場合は、ネームサーバーの変更が必要です。どちらも同じ業者で契約・取得している場合は、設定画面でドメインを登録するだけです。
エックスサーバーであれば、WordPress簡単インストールから必須項目を入力して簡単にインストールできます。専門的な知識は必要ありません。マニュアル通りに進めて下さい。
いずれもマニュアル通りに進めるだけなので、専門的な知識は必要ありません。
PR 【初心者でも安心】たった10分で出来るWordPressブログの始め方
レンタルサーバーと独自ドメイン
現在僕が利用しているプランです。
レンタルサーバー「エックスサーバー スタンダードプラン」
月額1,320円のプランです（長期契約の割引あり）。
特徴は、「MySQL」を無制限で利用できる（WordPressサイトを無制限に構築できる）。WordPressの自動インストール機能がついている。SSL（https）が無料。とにかく安定している点です。
契約時にドメインを１つ無料で貰えるので（24ヶ月以上の契約ならドメインが2つ無料）、サイトを1運営するだけなら、エックスサーバーと契約するだけでドメインを購入する必要はありません。
僕は複数サイトを運営していますが、個人で運用するなら「スタンダードプラン」で十分です。
但し、アダルトサイトの運営は禁止されています。アダルトサイトを運営したい方は、アダルトサイトが許可されているレンタルサーバー「mixhost」や「ColorfulBox」を検討してみて下さい。
ドメイン「お名前.com」
ドメインの種類にもよりますが、維持費は年間1,300円程度です。
レンタルサーバーと同じ業者でドメインを取得した方が管理は楽ですが、業者によってドメイン取得費・更新料が異なるので、僕はドメインが安いお名前.comを利用しています。また、お名前.comは定期的にドメインを無料配布しているので、テストブログ用にも利用させてもらっています。
ちなみに、レンタルサーバーとドメインを取得した業者が異なっても、ドメイン購入時に契約しているレンタルサーバーの「ネームサーバー」を選択するだけなので、特に難しい設定もありません。
現在は最初から「Whois情報公開代行サービス」も有効になっているので、欲しいドメインを検索して購入するだけです（必要ないオプションを付ける必要はありません）。
レンタルサーバーを選ぶ際に注意すること
レンタルサーバーを選ぶ時は、必ず下記3つを確認して下さい。
- 「MySQL」が利用できる
- 「WordPressの自動インストール機能」がある
- 「無料独自SSL設定（https）」を利用できる
1つ目は、月額数百円の格安プランでは、MySQLを利用できないことがあります。MySQLを利用できないとWordPressをインストールできません（MySQLの数＝運営できるWordPressサイトの数）。
2つ目は、自分でサーバーにWordPressをアップロードすることも可能ですが、自動インストール機能を使えば、ボタン一つで簡単にWordPressをインストールすることができます。
3つ目は、GoogleはSSL化を推奨しています。無料でSSL設定を追加できるか確認して下さい。
エックスサーバーの「スタンダードプラン」なら、これらの条件を全て満たしています。
どんなに維持費が安くても、「サイトの表示が遅い」「管理画面が重い」では困ります。迷っている方は、レンタルサーバーの無料お試し期間を利用して、実際に使って判断して下さい。
＼ ドメイン永久無料キャンペーン実施中！ ／
ドメインを取得する際に注意すること
ドメインを取得する時は、必ず下記3つを確認して下さい。
- 登録料金
- 更新料金
- Whois情報公開代行サービスの利用可否
ドメインの登録料金は、最初の1年間分の料金です。2年目以降継続的に発生する料金は更新料金になります。基本的にキャンペーンで安くなるのは登録料金だけなので注意して下さい。
長期で運営するサイトの場合は、登録料金よりも更新料金の方が重要です。
| 登録料金 | 更新料金 |
|---|---|
| 最初の1年間の料金 | 2年目以降毎年継続的に発生する料金 |
また、ドメインの種類によってはWhois情報公開代行サービスを利用できないので、Whois情報公開代行サービスを利用できるかどうかも必ず確認して下さい。このサービスを利用しないと、登録者本人の「名前」「住所」「電話番号」「メールアドレス」が誰にでも閲覧できてしまいます。ある意味必須のサービスです。
登録料金は安いけど更新料金が高かったり、Whois情報公開代行サービスを利用できないドメインもあるので、キャンペーン等で安く販売されているドメインには注意して下さい。
＼ ドメイン取得は最安値0円から！ ／
最後に
WordPressでサイトを1つ運営するのにかかる維持費は、月額1,000円～1,500円程度です。
設定が難しそうだからという理由で足踏みしている方もいると思いますが、有料の部分さえクリアしてしまえば、設定は思いのほか簡単です。また、WordPressのインストールは、レンタルサーバーのマニュアル通りに設定するだけなので、知識ゼロからでも始めることができます。
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