SWELLの再利用ブロックとブログパーツの違いをまとめておきます。
それぞれの特徴
再利用ブロックもブログパーツも使いまわしたいコンテンツを登録して呼び出す機能です。
一部機能が被っていますが、再利用ブロックの機能を拡張させたものがブログパーツです。プラグインReusable Blocks Extendedを追加すれば、再利用ブロックでもブログパーツと同じことができます(SWELLでは不要)。
再利用ブロック
再利用ブロックは、WordPress共通の機能です。
ショートカット「/」で直接再利用ブロックを呼び出せるのが特徴です。ブロックパターンには追加できませんが、通常ブロックへ変換できるので、よく使うデザインテンプレートとして使うこともできます。
但し、投稿と固定ページ内でしか使用できません。
ブログパーツ
ブログパーツは、SWELL専用の機能です。
コンテンツを使いまわす以外にも、ブロックパターンに追加して、よく使うデザインテンプレートとして呼び出すことができます。また、ウィジェットやSWELL専用エリアにショートコードで呼び出すことができるので、投稿及び固定ページ以外では必然的にブログパーツを使用することになります。
使い勝手は少し異なりますが、ブログパーツは再利用ブロックの機能も兼ねています。
使える場所の比較
困った時は、使いたい場所で再利用ブロックとブログパーツを選んで下さい。
個人的には、投稿と固定ページでは再利用ブロック、それ以外ではブログパーツを使うのがおすすめです。
再利用ブロック
SWELLでは、管理画面から再利用ブロックの新規追加と編集ができます。
新規追加
管理画面の「再利用ブロック」から、再利用ブロックを新規追加します。

また、記事編集画面から直接再利用ブロックを作成することもできます。

名前は自由につけて構いませんが、ショートカット「/」で呼び出す時にも使えるので、できるだけ他のブロックと被らない様、分かりやすい名前を付けることをおすすめします。
呼び出し
ブロック挿入ツールの再利用可能リストから、呼び出したい再利用ブロックを選択します。

ショートカット/再利用ブロックの名前
で直接呼び出すこともできます。
通常のブロックへ変換
再利用ブロックは、通常のブロックへ変換することもできます。

通常のブロックへ変換すると、個別編集が可能になります。
再利用ブロックに影響を与えないので、ブロックパターンと同じ使い方ができます。
但し、通常のブロックへの変換を忘れて再利用ブロックを編集すると、他の投稿や固定ページに挿入した再利用ブロックにも影響が出てしまうので注意して下さい(記事を更新する際に確認画面が表示されたら要確認)。
再利用ブロックは、紫色の枠で囲まれているので、すぐに見分けがつくようになっています。
編集
再利用ブロックは、管理画面の再利用ブロック一覧から編集ができます。

ここで加えた変更は、投稿及び固定ページに挿入した再利用ブロック全てに反映されます。
インポート・エクスポート
再利用ブロックは、ブロックごとにデータをインポート・エクスポートできます。

エクスポートしたJSON形式のファイルをインポートすれば、他のブログに再利用ブロックをコピーできます。
ブログを移設したい時や複数ブログを運営されている方に便利な機能です。
ブログパーツ
編集方法は再利用ブロックと同じです。
新規追加
管理画面の「ブログパーツ」から、ブログパーツを新規追加します。

再利用ブロックと異なり、ブログパーツは「用途」を設定することができます。

よく使うデザインテンプレートとして登録したい時は、必ず「ブロックパターン」にチェックを入れて下さい(チェックを入れないとパターンに追加されない)。他の用途はショートコードIDで呼び出せるので任意です。
呼び出し(ブログパーツ)
ブロック挿入ツールから、「ブログパーツ」を選択します。

ブログパーツを選択から、呼び出したいブログパーツを選択します。

ショートカット/ブログパーツ
でブログパーツブロックを呼び出すことはできますが、個別のブログパーツを直接呼び出すことはできません。ブログパーツブロックを呼び出してから選択の作業が必要になります。
また、呼び出したブログパーツを個別に編集することはできません。
呼び出し(ブロックパターン)
ブロック挿入ツールのパターンから、呼び出したいブロックパターンを選択します。

同じブログパーツでも、こちらは編集可能な通常ブロックを挿入できます。
そのまま使いまわすのではなく、編集を加えることが前提のデザインテンプレート機能です。よく使うデザインや装飾をあらかじめ登録しておくことで記事の執筆が楽になります。
呼び出し(ウィジェット)
ブログパーツ一覧から、呼び出したいブログパーツのショートコードをコピーします。

呼び出したい場所に「テキスト」「カスタムHTML」「ブロック」「[SWELL]広告コード」ウィジェットのいずれかを配置して、内容欄にコピーした呼び出しコードを貼り付けます。

必要であればタイトルも設定して下さい。
呼び出し(カテゴリーページ)
カテゴリーページのトップとカテゴリーに属する記事の下部CTAにブログパーツを表示できます。

ブログパーツの用途で「カテゴリー」及び「CTA」にチェックを入れているブログパーツはリストから選択できます。設定していないブログパーツは、一覧の呼び出しコードに表示されているIDを入力して下さい。
呼び出し(タグページ)
タグページのトップにブログパーツを表示できます。

ブログパーツの用途で「タグ」にチェックを入れているブログパーツはリストから選択できます。設定していないブログパーツは、一覧の呼び出しコードに表示されているIDを入力して下さい。
呼び出し(著者ページ)
著者ページのトップにブログパーツを表示できます。

ブログパーツ一覧の呼び出しコードに表示されているIDを入力して下さい。
呼び出し(メインビジュアル)
メインビジュアルにブログパーツを表示できます。

ブログパーツ一覧の呼び出しコードに表示されているIDを入力して下さい。
画像を選択して、スライド画像を複数登録している場合は、画像ごとにブログパーツを設定できます。
編集
ブログパーツは、管理画面のブログパーツ一覧から編集ができます。

ここで加えた変更は、挿入しているブログパーツ全てに反映されます。
ブログパーツ一覧では、ブログパーツを挿入している投稿及び固定ページをIDで確認することもできます。
最後に
どちらを使えばいいか迷った時は、使いたい場所で判断して下さい。
また、僕は投稿と固定ページでは再利用ブロックを優先して使っていますが、呼び出し方が異なるだけで、ブログパーツでも同じことができるので、用途に合わせて使いやすい方を選択して下さい。
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