WordPressの更新日をそのまま変更せず記事を修正できるプラグインの比較と特徴をまとめておきます。
プラグインの比較
プラグインを選ぶ時の参考にしてみて下さい。全てWordPress 6.2–ja(PHP8.0.25)で動作確認済みです。
プラグイン | ブロックエディター | クラシックエディター | 更新日時指定 |
---|---|---|---|
WP Last Modified Info | |||
Change Last Modified Date | |||
Limit Modified Date | |||
Stealth Update |
プラグインの特徴
WP Last Modified Info
ブロックエディターでは、「Lock Modified Date」にチェックを入れて更新すれば、更新日をロックすることができます。また、「Modified」の日付をクリックして、更新日時を指定することもできます。
クラシックエディターでは、最終更新の「編集」をクリックして、「更新日をロックする」にチェックを入れて更新すれば、更新日をロックすることができます。また、更新日時を指定することもできます。
投稿一覧では、「最終更新」欄が追加されます。
更新日をロックした記事は、最終更新の日付横にが表示され、上段の「更新はロックされています」をクリックすれば、更新日をロックした記事をリストアップすることもできます。
また、設定には「WP Last Modified Info」が追加され、最終更新日の自動挿入、最終更新日を出力するテンプレートタグの取得、フロントエンドや投稿一覧のソート順変更、構造化データを設定することができます。
多機能なのですが、SWELLの様に更新日の表示・非表示を設定できる&構造化データが出力されているテーマでは、不要な機能が多すぎる気がします。また、テーマによっては投稿一覧のレイアウトが崩れる可能性があるので、不要であれば、表示オプションから「最終更新」のチェックを外して下さい。
Change Last Modified Date
ブロックエディターの「Freeze modified date」にチェックを入れて更新すれば、更新日をロックすることができます。また、「Modified」の日付をクリックして、更新日時を指定することもできます。
他に追加される機能はありません。非常にシンプルなプラグインです(クラシックエディター非対応)。
Limit Modified Date
ブロックエディター及びクラシックエディターの「Don't update the modified date」にチェックを入れて更新すれば、更新日をロックすることができます(更新日時の指定は不可)。
他に追加される機能はありません。非常にシンプルなプラグインです。
Stealth Update
クラシックエディターの「Stealth update?」にチェックを入れて更新すれば、更新日をロックすることができます(更新日時の指定は不可)。
また、更新日をロックした記事は、投稿一覧の日付横にが表示されます。
他に追加される機能はありません。非常にシンプルなプラグインです(ブロックエディター非対応)。
ただ、最終更新が7年前のプラグインなので、今後のアップデートは期待できません。また、現在は正常に動作していますが、今後不具合が起きた際に乗り換え及び修正が必要になるのでおすすめしません。
最後に
迷っている方は、ブロックエディターとクラシックエディターどちらを使っているのか?更新日時の指定は必要か?で選んで下さい。また、プラグインを追加したくない方は、PHPを編集する方法も検討してみて下さい。
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