記事を更新したのに検索結果に表示される日付「署名日」が変更されない時の対処法をまとめておきます。

公開日を変更する
先に結論を書いてしまいますが、僕が試した方法で確実に効果があったのは公開日を変更する方法だけです。
WordPressでは、記事編集画面及び記事一覧のクイック編集から日付(公開日)を変更できるので、署名日が更新されない時は公開日を変更してみて下さい。僕の検証結果では、100%署名日が更新されています。
また、公開日=更新日で頻繁に更新されている大手サイトもあることから、効果のある施策なのは間違いありませんが、公開日を変更することで記事一覧に表示される順番も変更されてしまう点にだけ注意して下さい。
おすすめはしませんが、公開日や更新日を一括変更できるプラグインBulk Datetime Changeもあります。
効果がなかった施策
僕は下記の方法も試してみましたが、確実に効果のある施策はありませんでした。
- 更新日だけを表示させる
- 最終更新日のラベルを付ける
- 構造化データで日付を指定する
更新日だけを表示する方法は、一時的に更新日に切り替わる記事もありましたが、数日後には公開日に戻っていました(確実ではない)。全く効果がない訳ではないので、公開日を変更する前に試してみる価値はあります。
最終更新日のラベルを付ける方法は、今現在も使用していますが特に効果はありません。
構造化データで日付を指定する方法は、このブログのテーマSWELLには最初から実装されている機能なので特に設定はしていませんが、公開日
datePublished
と更新日dateModified
が正しく設定されているのに署名日が変更されないことから、そこまで効果はないのだと思います(記事内で表示されている日付の方が強い)。
その他、Google 検索の検索結果に署名日を追加する | Google 検索セントラルでも署名日に影響を与えるおすすめの方法が紹介されていますが、公開日を変更する以外に確実に署名日を変更する方法はありません。いくら記事をリライトしても更新日=署名日になるとは限らないので注意して下さい。
署名日とアクセスについて
署名日の確認方法
署名日を確認したい時は、Google検索エンジンで記事のURLを検索してみて下さい(キーワード検索では表示されない可能性がある)。公開日や更新日が表示されている記事であれば、タイトルの下に表示されるはずです。
キーワード検索した時に表示される日付も同様、ここで表示された日付と同じ日付が表示されます。
アクセスへの影響
署名日は、検索結果に表示される日付だけでなく(シンプルに日付が新しい方がクリックされやすい)、フレッシュネスアルゴリズムや期間指定検索にも影響しています。
- フレッシュネスアルゴリズム
- 期間指定検索
確証はありませんが、署名日が新しい程フレッシュネスアルゴリズムの恩恵を受けられます。
このブログで実際に公開日を変更して署名日を更新した記事は、署名日が更新されたと同時に記事の検索順位が上昇しています。ジャンルによっては、署名日を1カ月新しくするだけでも順位が変動しているので、リライトしているのに署名日が更新されない記事は、フレッシュネスの恩恵を受けられていない可能性があります。
また、期間指定検索は署名日でフィルターをかけられています。いくらブログ上に表示された更新日が新しくても、署名日が古いままでは期間指定検索で表示されない可能性があります。
現状、記事を更新したのに署名日が更新されないケースは、アクセス面においてマイナスでしかありません。
最後に
記事に設定されたtime
要素や構造化データのdateModified
を署名日に反映してくれれば解決する問題なのですが、現状では更新日が反映される記事もあれば、どれだけリライトしても公開日のままの記事もある状態なので、どうしても更新日を署名日に反映させたい時は、公開日を変更してみて下さい。
但し、記事をリライトせず(上位表示目的だけで)公開日や更新日だけを変更すると、何かしらのペナルティを受ける可能性もあるので、日付を変更する時は自己責任でお願いします。
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