ハミングバードのスライダーを非表示にする方法を紹介します。
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ハミングバードのスライダー
ハミングバードのスライダーは、スラッグ名「pickup」のタグを追加した投稿及び固定記事が自動でトップページに表示されるようになっています。

スラッグ名「pickup」のタグ
名前 | 任意 |
---|---|
スラッグ | pickup |
説明 | 任意(未入力でも可) |
途中でスライダーを非表示にしたい時は、「タグを削除する」及び「スラッグ名を変更する」方法が一番簡単ですが、タグの削除及びスラッグ名変更(自動で301リダイレクトされない)にSEO的な不安を感じる場合は、タグはそのままでスライダーだけを非表示にする方法もあります。
display: none;でスライダーを非表示にする
テーマエディターのスタイルシート及びカスタマイズの追加CSSに下記コードを追加するだけです。
全てのデバイスで非表示にする
1 2 3 |
#top_carousel { display: none; } |
PCで非表示にする
1 2 3 4 5 |
@media only screen and (min-width:768px) { #top_carousel { display: none; } } |
スマホで非表示にする
1 2 3 4 5 |
@media only screen and (max-width: 480px) { #top_carousel { display: none; } } |
スライダーによるスピードスコアの比較
ハミングバードに限らず、スライダー機能はスピードスコアに影響している可能性が高いので、スコアの改善で試行錯誤されている方は、一度スライダーを見直してみることをおすすめします。
参考までに、このサイトのスライダーありorなしの時のスピードスコアを載せておきます。
参考:PageSpeed Insights | Google

PC スライダーあり

PC スライダーなし

スマホ スライダーあり

スマホ スライダーなし
スライダーあり | スライダーなし | |
---|---|---|
PC | 88 | 98 |
スマホ | 87 | 90 |
PC&スマホどちらともスライダーなしの方がスピードスコアは高くなっています。
スコアを優先して必要なスライダーを外す必要はありませんが、このサイトの様にトップページのアクセスが少ない&スライダーのクリック率が低い場合は、一度見直すべきなのかもしれません。
最後に
スライダーはパッと見サイトがお洒落に見えて便利な機能かもしれませんが、個人的には不具合が起きやすい様に感じます(画像遅延読み込み系やキャッシュ系のプラグインと相性が悪かったり)。
また、Wordpressのバージョンアップで上手く機能しなくなったり、原因を突き止めるのが困難なケースもあるので、必要ない&効果が薄い時は無理にスライダーを使う必要はないと思います。
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