WordPressのメディア(画像)設定についてまとめておきます。
メディアの設定
メディアの設定は、管理画面の設定「メディア」から変更できます。
画像サイズ
アップロードした画像のサムネイル生成を変更することができます。
初期設定は下記の様になっています。
幅 | 高さ | |
---|---|---|
サムネイルのサイズ | 150 | 150 |
中サイズ | 300 | 300 |
大サイズ | 1024 | 1024 |
この設定によって、画像をアップロードすると「サムネイルのサイズthumbnail
」「中サイズmedium
」「大サイズlarge
」の3つの画像が自動生成されます。
また、サムネイルのサイズ「サムネイルを実寸法にトリミングする(通常は相対的な縮小によりサムネイルを作ります)」にチェックを入れると、縦横比を維持してサムネイルを生成してくれます。
但し、指定したサイズよりも小さな画像をアップロードした場合は、元画像より大きなサムネイルは生成されません。例えば、「600×300」の画像をアップロードした場合は、「大サイズ」が生成されません。
また、画像サイズの大きさを「0」に設定することで、サムネイルの生成を無効化することもできますが、サムネイルはサイト上のどこで使用されているか分かりません。サムネイルがないと、無駄に大きなフルサイズの画像が読み込まれる可能性もあるので、サムネイルは必ず生成して下さい。
分からない方は初期設定推奨です。
アップロード
アップロードしたファイルを「年月ベースのフォルダーに整理するか」を選択できます。
チェックを外すと、メディアURLから年月日が削除されるので、メディアURLが若干短くなります。
画像URLの違い | |
---|---|
チェック(あり) | https://affilabo.com/wp-content/uploads/2021/01/cat.jpg |
チェック(なし) | https://affilabo.com/wp-content/uploads/cat.jpg |
但し、uploads
フォルダに全ての画像が保存されてしまうため、サイトの規模が大きくなった際に管理しにくくなるデメリットもあります(WordPress管理画面から年月日の検索は可能)。
個人的には、「画像をアップロードした年月を知られたくない」「少しでも画像URLを短くしたい」等の理由がなければ、初期設定の「チェック(あり)」推奨です。
ちなみに、設定はいつでも変更できますが、既にアップロード済みのメディアURLを置き換えることはできません。過去のメディアURLの日付を変更したい時は、プラグインEnable Media Replaceを使って下さい。


最後に
メディア設定は、なるべく早い段階で設定を決めて、途中で無暗に変更しないことが大切です。
また、テーマによっては、テーマオリジナルの画像サイズが生成されることもあるので、テーマを変更した際はRegenerate Thumbnailsでサムネイルを再生成することをおすすめします。

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