Manfrottoの3WAY雲台「MHXPRO-3W」で使えるプレートの比較

Manfrotto 3WAY雲台「MHXPRO-3W」で使えるプレートを比較してみました

Manfrottoの3WAY雲台MHXPRO-3Wで使えるプレートについてまとめておきます。

目次

MHXPRO-3Wで使えるプレートの比較

Manfrotto 200PL

Manfrotto 200PL

MHXPRO-3Wに最初から付属しているクイックリリースプレートです。

僕は3年間使用していますが、機能性と耐久性においては全く問題ありません。たまにツマミを起こしにくいと感じる時もありますが、他のプレートに比べれば一番マシです。どうしてもツマミの起こしが気になる時は、セロハンテープを巻き付けておけば簡単に起こせます。

はっきり言ってしまえば、一番無難。一番安心。一番失敗しないプレートです。

余計な機能を求めていないのであれば、200PLをおすすめします。

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Manfrotto 200LT-PL

Manfrotto 200LT-PL

200PLの軽量版プレートです。

基本的なつくりは同じなのですが、素材がアルミニウムからテクノポリマーに変更されているので、重量が10g程度軽くなっています(ほとんど体感できませんが)。また、200PLよりカメラ装着面のラバーの弾力性が増しており、マンフロットのロゴマークも施されています。

ただ、ネジを閉めるツマミが小さいので、200PLよりもツマミを起こしにくいです。

Manfrottoプレート裏比較

価格も高いですし、デザイン以外でこのプレートを選択するメリットはない気がします。

また、僕が購入した200LT-PLがたまたま不良品だったのかもしれませんが、雲台に装着した際にレバーの締まりが200PLよりも悪いです。きっちり閉めても少しガタつきます。大きさは同じなので、もしかしたら表面の質感が影響しているのかもしれません。

PeakDesign PL-D-2

PeakDesign デュアルプレート PL-D-2

マンフロットのRC2アタッチメントとアルカスイスの両方で使えるデュアルプレートです。

着脱が付属の六角レンチ及びコインという点を除けば、至れり尽くせりの万能プレートです。もちろんMHXPRO-3Wでも使えますし、アルカスイス雲台に装着することもできます。

僕はMHXPRO-3WとJOBYの5k雲台で試しましたが、どちらもしっかり固定できました。

PL-D-2 アルカスイス雲台に装着

また、プレートにアンカーリンクスを装着できるだけでなく(ストラップを斜め掛けする時に使うと便利)、アンカーリンクスを付けたまま雲台への装着が可能となっています。

PL-D-2 アンカーリンクス

アンカーリンクスは、どちらに付けていても雲台へ装着できます(2箇所取り付け可能)。

PL-D-2 アンカーリンクスを付けて雲台に装着

ここまでなら、PeakDesign凄い!プレートはこれで決まり!となるはずなのですが、僕はMHXPRO-3WでPL-D-2を使うのはおすすめしません。致命的な欠点があるからです。

本来、MHXPRO-3Wにプレートを着脱する時は、レバーとセーフティーレバーの2段階操作が必要になるため、万が一レバーが緩んでも、セーフティーレバーを下げない限り、プレートが雲台から外れることはありません。おかげで、カメラを三脚に付けたままでも安心して運ぶことができます。

ですが、PL-D-2の場合、レバーを緩めただけで横からプレートが抜けてしまいます。

PL-D-2 欠点

恐らく、アルカスイス互換にするため、側面をつけなかったのが原因です。

PL-D-2 プレート裏

そこまで簡単に抜ける訳ではないのですが、セーフティーレバーが完璧に機能しない以上、レバーが緩んだら、三脚からカメラが落下する可能性があるので注意して下さい。また、側面がついていないので、200PLよりも左右の隙間が大きくなっています。そのせいで、装着した時の左右のズレも少し気になります。

最後に

機能面なら間違いなくPeakDesignのPL-D-2が一番優秀なのですが、MHXPRO-3Wで使用した際にセーフティレバーが機能しないのは致命的です。万が一とは言え、僕の様にカメラを三脚に付けたまま担いだりしていると、落下する可能性があるので注意して下さい。

使用用途にもよりますが、MHXPRO-3Wで使えるプレートを探している。プレートをなくしてしまった。プレートの予備が欲しい。という方には、200PLをおすすめします。

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この記事を書いた人

2024年も気づいたら11月。今更だけど、情報を伝えるのにブログである必要はないのかもしれない。自分のルールで管理できるメリットを除けば、今はブログに拘るメリットは何もない。YouTubeやSNSを使った方が間違いなく多くの人に情報を伝えられる。また近々コアアップデートが予定されているみたいだけど、このままGoogle検索を頼りにブログ運営を続けてもアクセスや収益が伸びることはない気がする。いい加減新しく何か始めないといけないのかもしれない。

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