WordPressの重大なエラーをリカバリーモードで修復する方法

WordPressで重大なエラーが発生した時にリカバリーモードで修復する方法

WordPressのトップページが真白になった。エラーコードが表示されている。等、重大なエラーが発生して管理画面にもログインできない時、リカバリーモードで修復する方法をまとめています。

目次

リカバリーモード

リカバリーモードは、サイトに重大な問題が発生した際に届くメールに記載されたリンクから起動できます。

エラー画面の確認

参考までに、僕の場合は過去にダウンロードした古いテーマを有効化したら、下記の画面が表示されました。

重大なエラーでサイトが表示されない

サイトが表示されず、管理画面にもログインできない状態です(画面が真っ白になることも)。

管理者メールアドレスを確認

同じ様な現象が起きている方は、WordPressの「管理者メールアドレス」を確認して下さい。

リカバリーモードのリンクが記載されたメールが届いているはずですから、リンクをクリックしてリカバリーモードを起動できます。また、メールにはエラーが発生している箇所や詳細も記載されています。

リカバリーモードを起動

リンクの有効期限は1日ですが、有効期限後に同じエラーが発生すれば、また新しいメールが届きます。

リカバリーモードで問題を修正する

メールに記載されたリンクをクリックすると、リカバリーモードのログイン画面に移動します。

リカバリーモードでログイン

ログインできたら、管理画面上部に表示されているエラーの内容を確認して下さい。

今回のケースでは、「テーマを正しく読み込めませんでした。」と表示されているので、テーマが原因でエラーが起きていることが分かります(エラーが起きている箇所や詳細はメールに記載されている)。

管理画面でエラーの内容を確認する

コードを修正しても構いませんが、すぐに修復したい時はテーマを変更する方法がおすすめです。

テーマを変更する

テーマを変更できたら、管理画面のエラーが消えていること、実際にサイトが問題なく表示されていることを確認して、「リカバリーモードを終了」をクリックします(リカバリーモードの終了を忘れないで下さい)。

リカバリーモードを終了

これでエラーの修復は完了です。

今回はテーマが原因でエラーが発生していましたが、プラグインが原因でエラーが発生した時もやることは同じです。手っ取り早くエラーを修復したいのであれば、エラーが発生しているプラグインを停止して下さい。

エラーが起きた時にできること
  • テーマを変更する
  • プラグインを停止する
  • テーマを最新版に更新する
  • プラグインを最新版に更新する
  • WordPressを最新版に更新する
  • レンタルサーバーのPHPを最新の推奨バージョンに更新する
  • いずれでも解決できない時はコードを修正する

コードを修正したい時は、テーマやプラグインを停止して、エラーを解除した状態で行って下さい。

最後に

WordPress 5.2以降、重大なエラーが発生している時はファイルを更新できなくなったので、ファイルの編集ミスが原因で今回の様なエラーが起きることはほとんどないと思いますが、テーマやプラグインを有効化した際、WordPressやPHPのバージョンを更新した際に起きる可能性はあるので、管理画面にアクセスできなくなった時は、管理者メールアドレスを確認して、リカバリーモードから修復を試みて下さい。

今日の一言

2024年3月6日からGoogleのコアアップデートが始まりました。今回は長めの調整でまだ完了していません。このブログは、3月16日時点では確実にマイナス方向。雑記ブログが被弾しているのかと思いきや、僕にとって優良な記事を配信している特化型ブログも複数被弾しているので、一部の個人ブログが被弾しているといった感じ。なんとなくドメイン単位でフィルターをかけられているような気がします。捕捉されると、どんな記事を書いても中途半端な順位までしか上がらない。加えて、一部の記事が大幅に下落する傾向。

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