YouTuberに俺はなる!!
なんて気はさらさらないのですが、YouTubeに高画質な動画をアップロードしたい方のために、「Windowsムービーメーカー2012」の設定についてまとめておきます。
[aside type=”warning”] Windowsムービーメーカーのダウンロード提供は廃止されました。Windows10の方は標準でインストールされている「フォトアプリ」を使用してください。
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高画質で撮影・録画しよう
当然ですが、元の動画より画質が綺麗になることはありません。
HD画質(高解像度)「1080×720」「1920×1080」、フレームレート「60fps」で撮影及び録画して下さい。動画の詳細は、ファイルを選択して右クリック「プロパティ」から確認できます。

動画のプロパティを開く
プロパティが表示されたら、上段タブの「全般」及び「詳細」で確認します。

動画の詳細情報
この情報は、Windowsムービーメーカー2012の設定にも使うので覚えておいて下さい。
Windowsムービーメーカー2012の設定
ここからは、Windowsムービーメーカーを起動させ、動画を読み込んだ状態で操作して下さい。
上段タブのファイル「ムービーの保存 → カスタム設定の作成」を選択します(上段のメニューアイコン「ムービーの保存」からも同じことができます)。

ムービーの保存カスタム設定
ビットレートを上限値「135000」、オーディオ設定を「192kbps、48kHz、ステレオに設定」に設定し、後は元の動画に合わせて入力して下さい。全て入力できたら、「保存」をクリックします。

カスタム設定の作成
設定の保存画面で「保存」をクリックします。

設定を保存
ムービーの保存に「最高画質(任意の名前)」の設定が追加されます。

動画の保存設定追加
後は編集した動画を保存する際に、「最高画質」を選択して「mp4」で保存するだけです。
この設定はWindowsムービーメーカー2012で保存できる最高画質になります。
各種設定について
元の動画より大きな「幅」「高さ」にリサイズする
例:640×424 → 1920×1080
元の画像を伸ばすので、画質が劣化します。容量も無駄に大きくなります(やるだけ無駄!?)。
高画質な動画を作りたいのであれば、最初からHD画質で撮影して下さい。
保存の設定のビットレートを135000にする
ビットレートを「135000」に設定したからといって、保存される動画のビットレートが「135000」になる訳ではありません。劣化を最小限に抑えることができるだけです。
但し、その分容量は大きくなります。

ビットレート「135000」で保存した動画
元の動画より大きなフレームレートにする
例:30fps → 60fps
容量が大きくなるだけです(やるだけ無駄!?)。
他の動画編集ソフト「AviUtl」では、フレーム補間によって60fps化することもできる様ですが、Windowsムービーメーカー2012にそんな機能はありません。
ぬるぬる動く動画を作りたいのであれば、最初から60fpsで撮影して下さい。
ちなみに、fpsによる違いは下記の動画が参考になります。
オーディオの設定
僕はほとんど違いが分からないのですが、最高音質で保存するなら「192kbps、48kHz、ステレオに設定」を選択して下さい(元動画の音質の影響が大きい)。
最後に
Windowsムービーメーカー2012は、初心者でも簡単に使えるのが特徴です。
基本操作「タイトル挿入」「動画の分割」「スロー再生」「音楽の追加」程度なら、1~2時間で使いこなせると思うので、僕の様にちょっとした動画編集がしたい方にはお勧めです。
ただ、もっと細かい設定、凝った編集がしたい方には向いていません。物足りないと感じた時は、無料のAviUtlや有料のAdobe Premiere Elementsを検討してみて下さい。
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