Google Chromeの画面に一瞬ブロックノイズが表示される原因と対策

Google Chromeの画面に一瞬ブロックノイズが表示される原因と対策

Google Chromeを使用している時に一瞬ブロックノイズが表示される原因と対策をまとめています。

目次

ブロックノイズが発生する原因

原因はまだはっきりしていないのですが、NVIDIAのグラフィックボードを搭載したPCで、Chromiumベースのアプリケーション(Google ChromeやMicrosoft Edge)を使うと発生する現象です。

画面に市松模様のようなパターンがランダムで表示され、マウス操作を行うと一瞬で消えます。

Google Chromeの画面に表示される市松模様のブロックノイズ

僕の環境では、2023年9月中旬頃から発生して、10月22日現在でも問題は解決されていません。

GeForce GRD 537.34 フィードバック スレッドの未解決の問題にも記載されています。

Small checkerboard like pattern may randomly appear in Chromium based applications

Chromium ベースのアプリケーションで小さな市松模様のようなパターンがランダムに表示されることがある

GeForce GRD 537.34 フィードバック スレッド (9/12/23 リリース)

改善策

ハードウェア アクセラレーションを無効にする

Google Chrome画面右上のメニューアイコンから「設定」を開きます。

Google Chromeの設定

システム一覧から、ハードウェア アクセラレーションを無効にして再起動します(初期設定は有効)。

ハードウェア アクセラレーションを無効にする

これでGoogle Chromeを使用している時に市松模様のようなブロックノイズが表示されることはなくなります。

ちなみに、ハードウェア アクセラレーションは、CPUが処理している演算の一部をGPUに処理させることで、Google Chromeのパフォーマンスを向上させる機能です(画像や動画の表示を高速化させる)。

Choose ANGLE graphics backendの設定を変更する

ハードウェア アクセラレーションを無効にしても改善されない時は、Google ChromeのExperiments(試験運用中の機能)を開いて、Choose ANGLE graphics backendの設定を変更して下さい。

下記URLにアクセスすれば、Choose ANGLE graphics backendの設定項目に移動することができます。

chrome://flags/#use-angle

設定を「OpenGL」または「D3D9」に変更して、画面右下の「Relauch」をクリックします。

Choose ANGLE graphics backendの設定を「OpenGL」に変更

Google Chromeが再起動して、Choose ANGLE graphics backendの設定が変更されます。

僕の環境では、完全にブロックノイズが表示されなくなりましたが、パフォーマンスに影響(消費電力やメモリー使用料が増える等)が出る可能性もあるので、問題が解決された時は設定を元に戻すのを忘れないで下さい。

最後に

最初は原因が分からず焦ってしまったのですが、グラボの故障でないことが分かって一安心です。

恐らく、そのうちアップデートで改善されるとは思いますが、気になる方は改善されるまでハードウェア アクセラレーションの機能を停止させるか、Choose ANGLE graphics backendの設定を変更して下さい。

但し、いずれの方法も設定を変更することで、一部パフォーマンスが低下する可能性もあるので、アップデートで今回のバグが改善された時は、設定を戻すのを忘れないで下さい。

今日の一言

2024年3月6日に始まったGoogleのコアアップデートは4月19日に完了していました(一週間以上経ってからの告知)。昨年10月に続いて、今回の調整もアクセスマイナス。昨年同時期と比較すると、アクセスは1/2~1/3程度になってしまいました。ユーザーにとって使いやすい検索エンジンになっているのなら構わないのですが、個人的には欲しい情報がなかなか見つからない&到達するまでに時間がかかる様になった気がします。現状、回復の見込みはないので、検索エンジン以外の集客方法を模索した方がいいのかもしれません。

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