IKEAの「DETOLF(デトルフ)」のホコリ対策についてまとめています。
デトルフの隙間
組み立て方によって多少ズレはありますが、デトルフは前面扉の上下左右に約5mmの隙間ができます。
このままでは隙間から中にホコリが入ってしまうので、ホコリが気になる方は対策必須です。
おすすめの隙間テープ
今回紹介するホコリ対策は、槌屋の隙間テープすき間モヘヤシール グレー 6mm×4mm×2mとすき間モヘヤシール グレー 6mm×6mm×2mを貼る方法です(高さ5mmはありません)。
購入する時は、高さ4mmと6mmを1つずつ購入して下さい。
僕は全て試しましたが、6mmと4mmの組み合わせならほぼ隙間ができません。4mmと4mmの組み合わせは隙間ができますし、6mmと6mmの組み合わせは扉が上手く閉まらなくなります。
また、カラーはゴールドもありますが、グレーの方が目立ちません。
隙間テープの貼り方
隙間テープを貼る時は、一度前面ガラスを外す必要があります。
- 前面扉を外す(金具の落下に注意)
- 貼る面の汚れをしっかり拭き取る
- 正面向かって右側に6mm、左側に4mmを貼り付ける(余った部分をカット)
- ③でカットした余りで上に6mm、下に4mmを貼り付ける(余った部分をカット)
前面扉ガラスを外して、横は左右のガラスの淵に沿って貼り、余った部分をカットして上下の板に貼ります。正面向かって上と右に6mm、左(扉を開閉する側)と下に4mmを貼ります。
この際、隙間テープはどちらも10cm程度余る長さがあるので、余裕をもってカットしてOKです。
全て貼り終えたら、前面ガラスを取り付けます。扉が上手く閉まらない時は、前面ガラスがどちらかに偏っている可能性があります。ネジを締める位置を変えて、全面ガラスの左右の位置を調整してみて下さい。
開け閉めに影響がない&パッと見で隙間がなければ完成です。
隙間テープを使う時の注意
レビュー用に2回貼り換えて気づいたことなのですが、デトルフはプリント合板が使用されているので、板に貼った隙間テープを剥がす時にプリントが剥がれてしまう可能性があります(ガラス側は綺麗に剥がせる)。
僕の場合は、最初に貼った時と2年間使用してから剥がした時は全く問題なかったのですが、4年間使用してから剥がした時は、プリントが剥がれてしまいました。デトルフ自体も6年以上使っているものなので、プリント合板が劣化している可能性もありますが、長期間使用している場合は、剥がす時に若干リスクがあります。
と言っても、本来は一度貼ってしまえば貼り換える必要がないので、気にする必要はないと思いますが、心配な方は上下だけ前面扉側に貼る等(見栄えは悪くなる)、別の方法を検討してみて下さい。
ちなみに、既に剥がれてしまったプリントは、家具リペアーカラーで気にならない程度にまで修復は可能です。光の反射で少し分かる程度なので、遠目からならほとんど分かりません。
ただ、完璧に修復できる訳ではないので、気になる方は木目調のカッティングシート等も検討してみて下さい。
最後に
デトルフのホコリ対策はたくさんありますが、個人的にはモヘアシールが簡単でお勧めです。
耐久性が高く(4年間使用してもほとんど劣化していない)、一度貼ってしまえば貼り換える必要もありません。また、僕は6年以上使っていますが、ホコリはほとんど気にならなくなりました。開け閉めする際に多少ホコリが入ってしまうので、完璧にホコリの進入を防ぐことはできませんが、効果は絶大です。
コメント
コメント一覧 (4件)
イケアのガラスキャビネットがちょうど75周年セールで安くなっていて購入したところだったので助かりました。
開け閉めする際に入る多少のホコリはありますが、モヘアシールを貼るのと、貼らないのでは雲泥の差がでますから、ホコリが気になる方は絶対対策した方がいいですよね。
ちなみに、僕はモヘアシールを貼って2年以上になりますが、未だに問題なく使えています。外見も損なわないので個人的には気に入っていますが、もっとおすすめの方法等あれば、その時は是非教えて下さい。
百均の隙間テープを貼ってしまい悩んでいたところにこのサイトを見つけました。
とても参考になりました。ありがとうございます。
僕は未だに問題なく使えているので、日の当たらない場所に飾れば、数年ぐらいは平気です。
また、外観もほとんど損ねないので、すき間モヘヤシールはおすすめです。