Bing(ビング)は、マイクロソフトが提供する検索エンジンです。
と言っても、Bingの国内シェア率は3%未満しかありません。SEO対策と言えば、Googleの対策が基本です。そのため、ネットで調べてもBingのSEO対策情報はほとんど出てきません。
そこで今回は、僕が分かっているBingのSEO対策についてまとめておきます。
Contents
Bingの検索順位の調べ方
検索エンジンBing(ビング)で直接キーワードを入力しても構わないのですが、GRCを使えば簡単に調べることができます。有料版もありますが、無料版でも十分なデータが取れます。
Bing Webmaster Toolに登録するとSEO効果がある!?
BingのSEO対策は、「Bing Webmaster Tool」に登録するだけです(無料)。

Bing Webmaster Toolのレポート
確証はありませんが、Bing Webmaster Toolの「サイトマップの送信」や「URL送信」が検索順位に大きな影響を与えています。順位を決めるアルゴリズムの違いもありますが、恐らくBingクローラーはGoogleクローラーに比べて精度が低いからです。
そのため、正確なサイトマップやURLを送信しているサイトが評価されているのだと思います。

Bing Webmaster Tool登録方法
Microsoft・Google・FacebookいずれかのアカウントでBing Webmaster Toolにサインインします。
アカウントを持っていない方は新規に作成してください。
サイトの追加
ログインできたら、「Google Search Console(サチコ)からインポート」及び「手動(メタタグ等による所有権の確認)」でサイトを追加します。

Bing Webmaster Toolにサイトを登録
サチコからインポートする場合は、所有権の確認及びサイトマップの送信は必要ありません。

僕は手動で追加していますが、「これからBing Webmaster Toolを使う方」かつ「サチコを利用している方」は、インポート機能を使った方が楽だと思います(サイトマップや所有権の確認の手間が省ける)。
所有権の確認(手動を選択した場合のみ)
所有権の確認は、HTMLメタタグをheadセクションに貼る方法が一番簡単です。
表示されているメタタグをコピーして、サイトのheadセクションに貼り付けてから、「確認」をクリックします。問題がなければサイトの登録は完了です。

Bing Webmaster Tool 所有権の確認

サイトマップの送信(手動を選択した場合のみ)
左のメニューの「サイトマップ」から、「サイトマップを送信」をクリックし、サイトマップURLを入力して「送信」をクリックします(サイトマップを事前に作成しておく必要があります)。

Bing Webmaster Tool サイトマップの送信
僕はプラグイン「All In One SEO Pack」を使ってサイトマップを作成しています。

URL送信
URLの送信は、サチコの「URL 検査(インデックスに登録をリクエスト)」と同じ機能です。
新しく投稿した記事をすぐにインデックスさせたい時に使います。
左メニューの「URL送信」から、URLを入力して「送信」をクリックします(1日あたり最大10000件の制限あり)。複数のページを同時送信する時は改行して入力します。

Bing Webmaster Tool URL送信

最後に
他にも、Bing Webmaster Toolには便利な機能がたくさんありますが、僕が使っているのは「サイトの登録」「サイトマップの送信」「新しく記事を書いた時にURLの送信」だけです。
ちなみに、このサイトではBingからのアクセスが月に5000~6000程あります。
登録したからといってすぐに効果が得られる訳ではありませんが、試して損はないと思うので、BingのSEO対策を考えている方は、Bing Webmaster Toolへの登録をお勧めします。