激安ストロボ「NEEWER TT560」を使って天井バウンスでフィギュアを撮影する方法

激安ストロボ「NEEWER TT560」を使ったフィギュア撮影

ストロボ「NEEWER TT560」を使って、天井バウンスでフィギュアを撮影する方法を紹介します。

scofield
天井バウンスは、天井に向けて発光したストロボの拡散光で撮影する方法です。

用意する物

ホワイトバランスをマニュアルで取得
撮影機材:ILCE-7RM2+SEL2470GM
絶対必要な物 あると便利な物
  • ストロボ
  • レフ版
  • 背景紙
  • 三脚
  • グレーカード
  • どっちもクリップ強力タイプ
  • 万能クリップ

絶対必要な物は、「ストロボ」と「レフ版」だけです。

撮影ブースを作りたい方は、定常光で撮影する時と必要な物はほとんど同じです。ただ、天井バウンスを使う時は、できるだけ色かぶりしない様に、白っぽい天井の部屋で撮影して下さい。

ちなみに、ストロボを使えばシャッタースピードを速くできるので、手持ちでも低ISO感度の撮影が可能になります(もちろん三脚を使った方が安定する)。

フィギュア撮影ブースの作り方と必要な機材をまとめてみました

フィギュア撮影ブースの作り方と必要な機材をまとめてみました

2017.07.15

撮影手順

撮影ブース(天井バウンス)

今回はズームレンズの焦点距離70mm(35mm換算)で撮影していきます。

背景紙はアトモス ブラックを使いました。白系の背景紙は、色かぶりが少ないですし、背景紙自体にレフ版の効果があるのでおすすめです(影が柔らかくなる)。

ストロボをセットしたら、カメラをマニュアルモードにして暫定値をセットします。

ISO感度 100
F値 8.0
シャッタースピード 1/100~1/160
ホワイトバランス オート
ストロボMODE M
ストロボ光量 フル発光(最大)

明るすぎる時は、F値を大きくする及びストロボのパワーを落とします。

逆に暗すぎる時は、F値を小さくする及びISO感度を上げます。

この際、F値はピントの合う範囲にも影響するので、上げすぎ及び下げすぎには注意して下さい。僕はF8.0~F16の間で調整しています。ISO感度は少しぐらい上げてもノイズはほとんど目立ちません。

scofield
部屋の照明は点けままでOKですが、カメラの設定が反映される機種(EVF)で、液晶やファインダーが真っ暗になる場合は、設定効果反映をOFFにして下さい。
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ストロボのみ(天井バウンス)

ストロボの天井バウンスだけで撮影しました。

ストロボ(天井バウンス)のみで撮影
ISO感度 100
F値 8.0
シャッタースピード 1/160
ホワイトバランス オート
ストロボ フル発光(最大)

少しアンダー気味なので、全体を明るくして、暗い部分にレフ版を追加していきます。

ISO感度で露出を調整

ISO感度を上げて全体の明るさを調整しました。

ISO感度を上げて撮影
ISO感度 160
F値 8.0
シャッタースピード 1/160
ホワイトバランス オート
ストロボ フル発光(最大)

ストロボはフル発光しているので、全体の明るさはISO感度及びF値で調整するしかありません。

今回はこれ以上F値を開きたくないので(ピントの合う範囲が狭くなる)、ISO感度を上げて明るくしました。ちなみに、シャッタースピードを遅くすると環境光の影響を受けるので注意して下さい。

ストロボ(天井バウンス)+レフ版x2

顔が暗いので、サイドと手前にレフ版を追加しました。

レフ版を追加

カメラとストロボの設定は同じです。

レフ版を追加して撮影
ISO感度 160
F値 8.0
シャッタースピード 1/160
ホワイトバランス オート
ストロボ フル発光(最大)

ホワイトバランスが特にずれていなければこれで完成です。

定常光でも同様、1灯で撮影する時はレフ版を使って暗い部分を明るくするのがポイントです。

グレーカードを使ってホワイトバランスを取得

色味が気になる時は、グレーカードを使ってマニュアルでホワイトバランスを取得します。

グレーカードを使ってホワイトバランスを取得

カメラのマニュアルでホワイトバランスを取得する時は、天井の照明を消して、できるだけ暗い部屋で操作して下さい。部屋が明るい状態でホワイトバランスを取得すると、ストロボ+環境光のミックス光のホワイトバランスを取得してしまいます。

ホワイトバランスをマニュアルで取得
ISO感度 160
F値 8.0
シャッタースピード 1/160
ホワイトバランス マニュアル(5500K)
ストロボ フル発光(最大)

これで完成です(今回はオートとほとんど変わりませんでした)。

もっと拘りたい方は、RAWファイルで保存して自分好みにレタッチして下さい。

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注意

ストロボをカメラに取り付けて撮影する時は、カメラを傾けるとストロボの向きも変わってしまうので、シャッターを切る前にストロボの向きも必ず確認して下さい。

クリップオンストロボの注意1

気になる方は、フラッシュに同調するスレーブ機能を使ったり、ホットシューアダプタにケーブルを付けて、オフカメラとして使う方法もあります。

最後に

手っ取り早くフラットな拡散光を作りたい時に天井バウンスはおすすめです。

ただ、天井バウンスは、全体的にフラットな拡散光が当たるので、背景を暗くしたり、ライティングで背景にグラデーションを付けたりするのが苦手です。また、シャッターを切るまで結果が分からないので、ある程度ライティングのイメージができないと、調整に時間がかかります。

ちなみに、ストロボのフル発光は、「ストロボの寿命が短くなる」「バッテリーの消耗が早くなる」「発光可能状態までのチャージ時間が長くなる」のであまりよくないらしいのですが、僕は3年前に購入したTT560が2機とも未だに壊れず普通に使えているので、気にせずフル発光させています。

気になる方は、ストロボのパワーを落として、ISO感度で露出を調整して下さい。

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