docomoから楽天モバイルに乗り換えて半年が経ったので、感想を書いておこうと思います。
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携帯代がとにかく安い
今までほぼ無料通話アプリだけでやりくりしてきたので、携帯代はほぼ基本料金だけです。

楽天モバイルの携帯料金
ただ、自宅の固定電話と無料通話アプリだけでは不便なこともあるので、来月からは「5分かけ放題オプション(850円)」に加入するつもりです。それでも、携帯代は3,000円以下です。
また、2016年7月から楽天ポイントでの支払いが可能になりました。
一部ポイントでの支払いができないサービス「楽天でんわアプリ利用料金」「楽天でんわ5分かけ放題オプション」「端末割賦料金」もありますが、ポイントの使い道に困っていたので助かります。
3日間のデータ通信料に対する速度制限に注意
1ヶ月間の通信量だけでなく、「3日間のデータ通信量」にも速度制限が入るで注意が必要です。

3日間上限超過の速度制限
速度制限は規定値を超えた翌日に入り、通信速度が200kbpsに制限されます。
速度制限が入ると、データ通信ができなくなる訳ではありませんが、一般的なWEBサイトを開くだけでも10秒以上かかります。画像の多いサイトは更にひどく、ネットを快適に利用することはできません。また、YouTube等の動画は再生できないと思って下さい。
ただ、無料通話アプリSkypeやMessenger(Facebook)は、速度制限が入っても問題なく使えます。
速度制限の対策については、「Wi-Fiを利用できる場所ではWi-Fiを利用する」ぐらいしかありません。頻繁に速度制限が入る様であれば、上のプランを検討して下さい。
データ通信速度の落ちる時間帯がある
下記は2016年09月01日(岐阜県)の測定結果になります。
※測定に使用したアプリはSpeedtest.netです。
朝
この日は速度が落ちませんでしたが、8時前後に落ち込むことがよくあります。

朝
昼
昼休みの12時~13時は確実に速度が落ちます。
一日で一番速度が落ち込む時間帯ですが、WEBサイトの閲覧は問題なくできますし、動画の再生もできます。僕は特に不便だと感じたことはありません。

昼
夕
夕方~夜にかけても速度が落ちますが、昼程ひどい落ち込みはありません。

夕
夜
ゴールデンタイムも速度が落ちますが、昼程ひどい落ち込みはありません。

夜
僕の環境では、平均で20Mbps以上出ています。
ただ、いつも安定している訳ではありませんし、時々体感できるぐらい遅い時もあります。特に、「通勤時間」「昼休み」「帰宅時間」「ゴールデンタイム」は遅くなることが多々あります。
また、地方と都心では結果が大分違うと思いますので、都心の方は参考程度にして下さい。
Gmailは受信拒否を解除してもらう必要がある
僕は楽天モバイルに移行してからGmailアプリを使っているのですが、フリーメールではdocomo等のキャリアメールに送信できないことがあります。

Gmail
タイトル「Mail Delivery Subsystem」でメールが返ってきた時は、相手に受信拒否されています。

docomo受信拒否
これが結構厄介で、docomoの場合は初期設定でほぼフリーメールが受信拒否設定になっています。
少し面倒かもしれませんが、相手に頼んで「受信するメールの設定」から、Gmailのドメインである「gmail.comを設定」及び「Gmailのアドレスを登録」してもらわなければいけません。
どうしてもメールを送りたい時は、ショートメッセージを使って下さい。但し、ショートメッセージは受信は無料ですが、送信は有料です(1通3円程度)。
最後に
恐らく、格安SIMへの乗り換えを迷っている方が知りたいのは、「ドコモから乗り換えて良かったのか?」だと思いますが、僕は楽天モバイルにして満足しています。もちろん、データ通信の安定性はドコモより劣りますが、それ以上に携帯代の安さと付加価値のメリットが大きいです。
ただ、格安SIMは価格やプランも似たりよったりです。
僕のように楽天のサービスを利用されている方には、自信を持って楽天モバイルをお勧めしますが、楽天のサービスを全く利用されない方には、他社の格安SIMの検討をお勧めします。
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