僕の様に雑記ブログを運営されている方で、サイト全体のアクセスが落ちているけど、実際にアクセスが減った記事が分からない!影響を受けたカテゴリーが分からない!そんな時にアクセス解析「Google Analytics」を使って、アクセスが減った記事やカテゴリーを特定する方法を紹介します。
ランディングページで記事を特定する
Google Analyticsで対象のWEBサイトを開き、レポートの行動「ランディングページ」を開きます。
場所:レポート>行動>サイトコンテンツ>ランディングページ

Google Analyticsのランディングページ
画面右上の日付をクリックして、解析期間を変更します。
例えば、今回は2020年5月5日に起こったコアアップデートの影響を知りたいので、期間の開始日を2020年5月5日に設定して「比較」にチェックを入れます。
開始の日付をどこに指定していいのか分からない時は、サイト全体のアクセスが大きく動いた日を指定して下さい。また、期間が長すぎる時は終了日も指定して下さい。
比較する期間は自動で選出されるので、問題がなければ「適用」をクリックします。

ランディングページの解析期間を変更
これでコアアップデート前後のセッションを比較することができます。
グラフにはサイト全体のセッション、表にはセッションの多いページ順に比較データが表示されるので、セッションの変化率から各ページのアクセス増減を確認できます。

変化率で比較した期間のセッション増減を確認
記事数が多いと全てをチェックすることはできませんが、セッションの多い上位記事をチェックするだけでも、サイト全体のアクセスに影響を及ぼした記事を特定することができるはずです。
他にも、表の並べ替えの種類を「変化量」にして、セッションを昇順にして調べることもできます。
ディレクトリでカテゴリーを特定する
この方法はパーマリンクに「%category%」を入れていることが前提です。

Google Analyticsで対象のWEBサイトを開き、レポートの行動「ディレクトリ」を開きます。
場所:レポート>行動>サイトコンテンツ>ディレクトリ

Google Analyticsのディレクトリ
画面右上の日付をクリックして、解析期間を変更します。
ランディングページの時と同様、今回は2020年5月5日に起こったコアアップデートの影響を知りたいので、期間の開始日を2020年5月5日に設定して「比較」にチェックを入れます。
比較する期間は自動で選出されるので、問題がなければ「適用」をクリックします。

ディレクトリの解析期間を変更
これでコアアップデート前後のディレクトリ別ページビュー数を比較することができます。
グラフにはサイト全体のページビュー数、表にはページビュー数の多いディレクトリ順に比較データが表示されるので、ページビュー数の変化率から各ディレクトリのアクセス増減を確認できます。

変化率で比較した期間のページビュー数増減を確認
また、第1階層に表示されているディレクトリ名をクリックすると、第2階層のページビュー数及び変化率が表示されるので、記事ごとのデータを確認することもできます。
最後に
コアアップデートの様に検索結果に大きな変動が起こった時は、サイト全体のアクセスが増えた!減った!で一喜一憂するのではなく、「Google Analytics」等のアクセス解析を使って、自分のサイトにどんな影響が出たのか分析することも大切です(と自分に言ってみる)。
今回紹介した方法を使えば、サイトのアクセスが大きく変化した時に「サイト全体が影響を受けたのか?」「特定のカテゴリーだけが影響を受けたのか?」「特定の記事だけが影響を受けたのか?」をある程度特定することができるのでおすすめです。
もしかしたら、今後のサイト運営に役立つ情報が手に入るかもしれません。
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