編集機能を搭載した高機能な画像・動画キャプチャーソフト「Screenpresso」の紹介です。

Contents
ダウンロードとソフトの起動
ダウンロード
公式サイトScreenpressoからソフトをダウンロードします(無料)。

「Screenpresso」ダウンロード
メールを登録すれば最新情報を受け取れます。必要なければ「Skip」でキャンセルします。

「Skip」をクリック
ソフトの起動
ダウンロードした「Screenpresso.exe」を起動します。
実行はインストールしなくても使えますが、ソフトを起動させる度にこの確認画面が表示されます。お試しなら実行、常用するならインストールした方が便利です。

「Screenpresso」の起動
使い方
キャプチャ
キャプチャの「指定領域のスクリーンショット」を選択し、マウスをドラッグしながらキャプチャー領域を指定します。「Print Screen」ボタンから起動させることもできます。

キャプチャーを選択
基本キャプチャ以外にも、「指定領域のスクリーンショット」右の「▼」からメニューを開き、「起動を遅らせる(3秒)」「自動スクロール」機能を使ってキャプチャすることもできます。右クリックのメニュー画面を一緒にキャプチャする及び縦長のページをキャプチャする際に使うと便利です。
編集する画像を選択
キャプチャした画像はワークスペースに保存されるので、編集したい画像を選択して「ダブルクリック」及び「編集」から画像編集エディターを開きます。

編集する画像を選択
画像のサイズ変更
まず最初に、上段タブ「画像」の「サイズ変更」から、キャプチャした画像のサイズを変更します。
僕は「幅」を選択して、ブログメインカラムの横幅に合わせています。

画像のサイズ変更
他にも、「切り取り」や「縮小」ができます。但し、「枠線」機能は有料版でしか使えません。
画像に注釈を入れる
上段タブ「メイン」の操作パネルから、注釈を挿入していきます。

注釈を入れる
具体的には下記のことができます。
- 矢印を描く
- 四角形を描く
- テキストボックスを追加
- 吹き出しを追加
- 番号付けを追加
- 強調
- 楕円を描く
- ポリゴン描画
- フリーハンド(自由線)
- 指定領域をぼかす(モザイク)
- 画像を追加
- ルーペを使う
- 波括弧を描く
各種プリセットが用意されているので、特に戸惑うところはありません。アイコンの意味が分からない時は、アイコンにカーソルを載せると説明が表示されます。
また、各オブジェクトは「ダブルクリック」及び「右クリック」でパラメーターを変更することができます。文字や線の「色」「太さ」「大きさ」も自由に変更可能です。
編集した画像を保存する
編集が終わったら、「確定(上書き保存)」及び「別名で保存」から画像を保存します。

編集した画像を保存する
編集した画像の保存先
ワークスペース画面左上の「アイコン」から設定画面を開きます。

設定画面を開く
一般の「ワークスペースの保存先」で保存先の確認と変更ができます。

画像の保存先
ワークスペースが自動で閉じない用に設定を変更する
初期設定では、ワークスペースがアクティブウィンドウから外れると、自動でフェードアウトしてウィンドウが閉じてしまいます。操作し辛い場合は設定を変更して下さい。
ワークスペース画面左上の「アイコン」から設定画面を開きます。

設定画面を開く
高度な設定の「WorkspaceAutoClose」を「False」に変更します(初期設定は「True」)。

高度な設定の変更
これでワークスペースがアクティブウィンドウから外れても自動で閉じなくなります。
有料版にするメリット
無料版と有料版の違いはScreenPresso バージョン比較に載っています。

無料版と有料版の比較
有料版にすると具体的には下記のことが可能になります。
- 有料版の広告が表示されなくなる
- リワーク(イメージの再編集が可能になる)
- ワークスペースを複数作成できる
- カラーピッカーが使える
- テキストのコピー(OCR)が使える
- 枠線が使える
- HDビデオキャプチャの15秒制限が解除される
- 動画を編集した時のロゴを消せる
僕は「リワーク(イメージの再編集が可能になる)」機能が欲しくて有料版を購入しました。ビデオのキャプチャ機能はほとんど使わないですし、注釈を入れるだけなら「カラーピッカー」「テキストのコピー(OCR)」「枠線(フレーム)」は必要ありません。
現に、この記事に使われている画像の編集は全て無料版で行っています。
ただ、リワーク機能が使えるだけでも有料版にする価値は十分あります。無料版では、編集を完了して後に「誤字脱字に気づいた」「文字の大きさを変更したい」「枠線の色を変更したい」と思っても再編集ができません。もう一度最初から画像を編集する必要があります。
有料版ならこの煩わしさから解放される訳です。
ブログで注釈入りのキャプチャ画像を頻繁に使うなら、僕は断然「有料版」をお勧めします。

最後に
僕は基本的に一度使い慣れたソフトから他のソフトに変更するのがあまり好きではないのですが(使い方を覚えるのが面倒くさい)、今回は使ってみて良かったです。それぐらい使い方が簡単でした。何より、作業効率が大幅に向上しました。
もちろん、「PhotoScape」にしかできない編集機能もありますから、単純に比較することはできませんが、画像に注釈を入れるなら、「Screenpresso」の方が優れています。
最初から用意されているプリセットもお洒落で使い勝手が良いのでお勧めです。