内蔵HDDを外付けHDDの様な感覚でパソコンに接続できるケーブル「SATA to USB3.0アダプター」を購入したので紹介しておこうと思います。
これを使えば、昔使っていたパソコンから引き抜いた内蔵HDDを、データバックアップ用の外付けHDDとして利用することもできます。はっきり言ってめちゃくちゃ便利です。
SATA to USB3.0アダプターの特徴
製品仕様
USB3.0に対応しているのが特徴で(USB2.0でも使える)、デスクトップ及びノートパソコンのSATA企画のHDDやDVDドライブをUSB接続することができます。スイッチ等は一切なく、ただ接続するだけで使えます(説明書も付属していません)。ドライバーをインストールする必要もありません。
ちなみに、僕はWindows 10で問題なく使えました。
インターフェイス | USB3.0/2.0 |
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対応HDD | 2.5″/3.5″ SATA HDD/SSD, BLU-RAY DVD, CD-ROM, DVD-ROM, CD-RW, DVD-RW, DVD+RW |
対応サイズ | 最大4TB(XPの場合最大2TB) |
対応速度 | USB3.0(5Gbit/s), 2.0(480Mbit/s), 1.1(12Mbit/s) |
対応OS | Windows 2000 / XP / Server 2003 / Vista/win 7/win 8/ Mac OSX 10.Xおよび以降 |
パッケージ

パッケージ
- USB 3.0 to SATA アダプタ x1
- パワーアダプタx1
- USB 3.0 ケーブル x1
残念ながら、ケースは付属していません。
内蔵HDDは裏側の基板がむき出しになっているので、できればケースの購入もお勧めします。

内蔵HDD裏側
USB3.0対応の確認
USB3.0の転送速度を発揮するには、パソコン、周辺機器、接続ケーブルのすべてがUSB3.0に対応している必要があります。USB3.0対応のUSB端子は内部が青くなっているので簡単に確認できます。

USB3.0ケーブル
当然ですが、パソコン側が対応していなければUSB2.0の速度しか出ません。

USB3.0ポート
接続
実際にセットするとこんな感じになります。

SATA to USB3.0アダプターセット
後は、電源アダプタを挿入して、パソコンにUSBケーブルを接続すれば、勝手にパソコンがHDDを認識してくれます(青いランプが点滅する)。
参考までに、USB3.0に対応している僕のパソコンでは、20GBを転送するのに6~7分でした。

SATA to USB3.0アダプター接続
また、僕が所持している内蔵HDD「Maxtor」「HITACHI」は全て問題なく読み込み&転送ができました。途中で読み込まなくなったり電源が落ちるといった不具合もありません。

内蔵HDD
最後に
眠っていた内蔵HDDの再利用にはとても便利です。
ちなみ、IDE規格も接続できる「IDE+SATA to USB3.0アダプター」も販売されていますが(若干高い)、相当古いHDDでもない限り、IDE規格は使われていないと思いますので、僕はSATAのみの「SATA to USB3.0アダプター」で十分だと思います。
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